カレンダーガール
劇場公開日:1994年5月21日
解説
表題曲『カレンダーガール』をはじめとするオールディーズ・ナンバーの数々に乗せて、憧れのマリリン・モンローとのデートを夢見る3人の若者たちの青春グラフィティ。監督は当初、「プリティ・リーグ」のペニー・マーシャルが予定されていたが、彼女の指名により、TV界出身で本作がデビューのジョン・ホワイトセルに交代。脚本はポール・W・シャピロ、製作はデビー・ロビンスとゲイリー・マーシュ。エグゼクティヴ・プロデューサーは、マーシャルと「プリティ・リーグ」で彼女と組んだエリオット・アボット。撮影は「レナードの朝」のトム・プリーストリー、音楽は「プリティ・リーグ」のハンス・ジマーが担当。出演はTV『ビバリーヒルズ高校白書』のジェイソン・プリーストリー、「スタンド・バイ・ミー」のジェリー・オコネルら。往年の人気シンガー、チャビー・チェッカーが本人の役で出演している。
1993年製作/アメリカ
原題または英題:Calendar Girl
配給:コロンビア トライスター映画
劇場公開日:1994年5月21日
ストーリー
1964年。ロイ(ジェイソン・プリーストリー)、スコット(ジェリー・オコネル)、ネッド(ガブリエル・オールズ)は、幼い頃からの親友同士。高校を卒業した彼らは、リーダー格のロイの提案で彼らのアイドル、マリリン・モンローの元に押しかけてデートを申し込む旅に出た。ハリウッドに着いた3人は、ロイの叔父で売れない俳優ハーヴィー(ジョー・パントリアーノ)の元に転がり込み、翌日から行動開始。早速、モンローの家を訪れるが、家政婦に門前払いを食わされる。ビーチに向かった彼女を追う3人はそこで、ロイを追ってきた高利貸しのチンピラ2人組に遭遇、やむなく海中に逃げる。ロイは彼らにこの度の旅費を借りていた。翌日、3人はハーヴィーの協力で高利貸しを撃退することに成功。気分も新たに彼らはモンローの動物好きに付け込み、彼女の家に牛を連れ込む。その騒ぎの中で屋敷に潜入したロイは、ついにモンローと遭遇。一度はデートを拒まれたものの、その夜、彼女から電話が。ロイは内気なネッドにその役を譲り、夜のドライブへ出発。彼は友人や将来のことを語り、晴れやかな表情で戻ってきた。目的を終えた3人は、結婚・進学・兵役とそれぞれ別の道へ進んだ。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョン・ホワイトセル
- 脚本
- ポール・W・シャピロ
- 製作総指揮
- ペニー・マーシャル
- エリオット・アボット
- 製作
- デビー・ロビンス
- ゲイリー・マーシュ
- 撮影
- トム・プリーストリー
- 美術
- ビル・グルーム
- 音楽
- ハンス・ジマー
- 編集
- ウェンディ・グリーン・ブリックモント
- 衣装デザイン
- エリカ・エデル・フィリップス
- 字幕
- 古田由紀子