カリフォルニア(1993)

劇場公開日:

解説

連統殺人を研究している若者が恋人と憧れの地″カリフォルニア″に向かう途中で本物の殺人犯を便乗させてしまう地獄のロード・ムービー。原題の頭文字のKはKiller(殺人者)にかけている。製作会社は、それまで主にミュージック・ビデオやCM界で活躍していたスティーヴ・ゴリン、シガージョン・サイヴァットソンらプロデユーサーと監督のドミニク・セナらが共同でハリウッドを本拠地に設立したプロパガンダ・フィルムズで、これまでに「もういちど殺して」「ワイルド・アット・ハート」などを製作している。エグゼクティヴ・プロデューサーは、ジム・カウフとリン・ビグロー。監督はこれが長編デビュー作となるドミニク・セナ。脚本はティム・メトカーフ、撮影はボージャン・バゼリ、音楽はカーター・バーウェル、編集はマーティン・ハンターがそれぞれ担当。出演は、実生活でも恋人同士であった「テルマ&ルイーズ」のブラッド・ピットと「夫たち、妻たち」のジュリエット・ルイス。

1993年製作/117分/アメリカ
原題または英題:Kalifornia
配給:日本ビクター=東京テアトル
劇場公開日:1994年6月11日

ストーリー

連続殺人を研究し、それを本にしようとしている作家ブライアン(デイヴィッド・ダコヴニー)と彼の恋人でポルノグラフィックな写真を好んで描っている写真家のキャリー(ミシェル・フォーブス)は、有名な殺人事件の現場を訪ねながら″希望の地″カリフォルニアまで行く計画を立てる。一方、強盗罪で仮釈放の身であるアーリー(ブラッド・ピット)と、彼を盲目的に愛するアデール(ジュリエット・ルイス)は、保護観察官に見張られながらトレーナー・ハウスの生活を送っていた。ある日、ブライアンたちが大学の褐示板に貼ったカリフォルニアまでの同乗者を求める案内をアーリーが目にし、4人は一緒に旅立つことになる。あるガソリンスタンドで、アーリーは衝動的に人を殺してしまう。2人に嫌悪感を抱いていたキャリーは、ある晩アデールがふと漏らしたアーリーの過去を聞き、ブライアンに2人を降ろすように懇願する。しかし、ガソリン・スタンドで降ろされると知ったアーリーは、テレビで彼の指名手配が報じられているのを知り狂ったように怒り、店員を殺してしまう。そして泣き叫ぶアデルとともにブライアンとキャリーに銃を突きつけたまま逃走する。ネバダ州の老夫婦の家でまたもや殺人を犯し、老婦人を助けようとするアデールもとうとう殺されてしまう。錯乱状態のアーリーは、キャリーだけ連れて、無人の核実験区域に入っていく。しかしブライアンは、アーリーと血みどろの戦いで必死に恋人を助け出す。アーリーは、ついに永遠の眠りにつく。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0見所はブラピの演技力☝️

2023年8月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

夢のカリフォルニアへ向けたロングドライブ。
経費削減の為に募った同乗者は、人を殺す事など何とも思わない連続殺人犯だった。

全く正反対な男二人が行動を共にしていくうちに何かが変わり始め、同行の女性たちは危機感を高めていく…

殺人者がどういう心理なのかという事を考えさせられる映画。
善と悪の考えは紙一重なのだという事を実感します。

異常としか言いようのない、一種の障害なんじゃないかと思わせる役をブラッド・ピットが見事に演じている作品でした。

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びぃあぃじぃ

4.0キレたブラピ

2022年11月4日
PCから投稿

やはりブラピはキレまくった気ちがい演技が上手い、というより性に合うようです。
映画的にはスタイリッシュと言えなくもありませんが全般に粗くて雑です。
ただのの雑が気ちがい演技をより引き立てていますね。
足りないお姉さんが切ないです。

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越後屋

4.0若いブラピに会えました

2022年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

彼の演技がすごかった。
後の活躍がわかる気がします。
どちらの女優さんもキャラがはっきりしてて
当たり前だけど、演技が上手い!と関心しました。

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けはえ

3.0極悪人のブラッド・ピット

2021年5月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

イケメンが極悪人を演じるのもまた良いです
キレっぷりがすごい
そのブラッド・ピットより印象的なのはジュリエット・ルイス
すごい演技力でした
ストーリーは全く後味良いものではなく、解決しても心が晴れる事もなく重いまま
あの2人は普通に生活してるようで二度と元には戻れない、そうとしか思えません
爽快さが全然ない作品もらたまに観るには楽しめます

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小町