カビリアの夜

ALLTIME BEST

劇場公開日

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解説

「道」のコンビ、フェデリコ・フェリーニとトゥリオ・ピネリがエンニオ・フライアーノの協力を得て書いたオリジナル・ストーリーを同じく三人が脚色、フェリーニが監督した、女の哀歓を描いた一篇。撮影は「戦争と平和」のアルド・トンティ、音楽は「道」のニーノ・ロータが担当した。主演は「道」につづきジュリエッタ・マシーナと「居酒屋(1956)」のフランソワ・ペリエ。それに「懐かしの日々」のアメディオ・ナザーリ、肉体女優のフランカ・マルツィ及びドリアン・グレイ、「道」のアルド・シルヴァーニなど。なおマシーナは、この作品で一九五七年カンヌ映画祭で最優秀女優演技賞を得た。

1957年製作/117分/イタリア・フランス合作
原題:Les nuits de Cabiria
配給:イタリフィルム=NCC

ストーリー

カビリア(ジュリエッタ・マシーナ)は不幸な生活を送りながらも、いつかは真面目な道に返ろうと望んでいた。恋人に河に突き落とされても彼女の性格は変らなかった。ワンダ(フランカ・マルツィ)を除いた仲間の女達は、夢想を語るカビリアを可哀そうな気違い女として扱っていた。しかし、或る晩、カビリアの夢物語が実現した。有名な映画俳優(アメディオ・ナザーリ)が豪華な自動車に彼女を乗せて、ナイトクラブから自分の豪邸へと連れていったのである。これは自分の魅力のためと喜んだのも束の間、この著名なスターの昔の愛人ジュシイ(ドリアン・グレイ)が突然そこへ現れたとき、この冒険は悲喜劇的な終りを告げた。浴室に入れられ俳優とその愛人の和解ばなしを聞かされても、幸福な想いにひたっているカビリアだったが、朝になると勝手口から追い出される始末だった。とうとう自分が分らなくなったカビリアは、仲間と一緒に教会へ行き生活に奇蹟が起るように熱心に祈った。それから幾晩か後郊外の小さな映画館の舞台で、彼女は妙な踊りを披露したがそこでオスカー・ドノフォリ(フランソワ・ペリエ)に会った。このおとなしく、若い会計係の青年は彼女に大変親切な態度を示した。オスカーの愛の言葉を聞き、カビリアは運命に感謝しながらも、自分の汚れた生活が分ってしまえば彼が去ってしまうと恐れるのだった。だが、オスカーはカビリアの過去など全くかえりみなかった。二人は旅行に出発した。奇蹟が実現したと思われたが、湖の畔まで来た時突然オスカーはカビリアに躍りかかった。オスカーが自分を殺すためにこの淋しい場所へ誘ったのだとカビリアは気づいた。カビリアの夢は無残にも崩れ去った。不幸にひしがれた彼女は、オスカーの前に膝まずき、自分を殺してくれるように懇願した。しかし、これはオスカーから殺意を失わせ、カビリアは救われた。セレナーデを奏でる子供達の一団を後に従え、カビリアは子供っぽい様子で立ち去って行くのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第30回 アカデミー賞(1958年)

受賞

外国語映画賞  
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映画レビュー

3.0イタリア語のイントネーションが耳につく 主人公の表情や動きに品がな...

2020年2月26日
PCから投稿
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Azuma_Shinna

4.0明日考えましょ

miharyiさん
2019年5月16日
PCから投稿

2回目鑑賞。どうしてもスカーレット・オハラと被ってしまう。
強がりと脆さ、悲しみから手探りの希望へ。
そう、明日考えましょ。
鑑賞日:2015.1.3

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miharyi

5.0人生の浮き沈み

kossyさん
2019年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 大富豪のラッツォという客と夢のような一時も過ごした。娼婦に限らず、浮き沈みの激しい人生を歩む人間にとって、幸せと不幸の繰り返しなんてのはどこでも見られる。そんな彼女は飲み屋の見世物で催眠術をかけられた。舞台の上で恥ずかしながらも色々と暴露させられるが、オスカーという青年と出会って恋をする寸劇を演じさせられた。それを見た同じ名のオスカー・ドノフリオという実業家が彼女に運命的なものを感じ、2人はデートを重ねる。

 カビリアの過去はともかく、かなりの年増に見えるし、本当に純粋な心だけを感じ取ったオスカー。ノースリーブのセーラー服を着たカビリアにプロポーズをするところなんて感動的。しかし、あまりにも急展開されすぎの至福の時。絶対にハッピーエンドにはならないぞ!とじわりじわりと予感させる進み方がすごい。

 結局は冒頭と同じことを繰り返しているんだと気づき、湖畔の綺麗な夕陽を眺めながら「殺して」と泣き叫ぶカビリアの姿。プロポーズシーンの感動から一転して悲しみの涙が流れてくる。ちょっとだけ未来に向けて希望も感じるエンディングも素晴らしい。

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kossy
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