悲しみは空の彼方に
劇場公開日:2025年3月28日
- 予告編を見る
- 配信動画検索

解説・あらすじ
ドイツからアメリカに渡り1950年代ハリウッドで活躍した名匠ダグラス・サークが、アメリカで手がけた最後の長編作品。1934年に「模倣の人生」として映画化もされたファニー・ハーストのベストセラー小説の再映画化で、白人と黒人の2組の母娘の10年間にわたる愛憎を描いたメロドラマ。
1947年、未亡人の女優ローラは、住む家のない黒人女性アニーを家事手伝いとして雇い、共同生活を始める。ローラとアニーは、それぞれスージーとサラジェーンというひとり娘がおり、同じシングルマザーでもあることから、2人は互いを信頼し、娘たちも実の姉妹のように育っていく。しかし、サラジェーンは、亡き父親が白人であり、黒人である母に対して複雑な感情を抱いていた。やがてローラが女優として成功し、2組の親子は経済的に恵まれるようになるものの、葛藤を抱えたまま成長したサラジェーンが家を出てしまい……。
ローラ役は「青春物語」のラナ・ターナー。アニー役のファニタ・ムーアとサラジェーン役のスーザン・コナーがそろって第32回アカデミー助演女優賞にノミネートされた。
1959年製作/125分/アメリカ
原題または英題:Imitation of Life
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2025年3月28日
その他の公開日:1959年5月26日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。