輝きの大地

劇場公開日:

解説

アパルトヘイト施行直前の1948年に出版されたアラン・ペイトンのベストセラー小説を原作に、南アフリカでの人種間対立を背景に人間の運命と未来への希望を描く感動作。監督は「サラフィナ!」のダレル・ジェームズ・ルート。製作はアナン・シン。製作総指揮はハリー・アラン・タワーズ。脚本は『明日に向かって…』のロナルド・ハーウッド。撮影はポール・ギルピン。音楽は「007」シリーズのジョン・バリー。エンディング・テーマ曲はエンヤの『EXILE』。出演は「リチャードを探して」のジェームズ・アール・ジョーンズ、「許されざる者」のリチャード・ハリス、「ニック・オブ・タイム」のチャールズ・S・ダットン、「アフリカン・ダンク」のブジー・クネーネ、「サラフィナ!」のレレティ・クマロほか。

1995年製作/106分/アメリカ・南アフリカ合作
原題:Cry, The Beloved Country
配給:パイオニアLDC=メディアボックス=シネセゾン配給(パイオニアLDC提供)
劇場公開日:1997年8月2日

ストーリー

1946年、南アフリカ。敬虔なキリスト教牧師スティーブン・クマロ(ジェームズ・アール・ジョーンズ)のもとに、一通の手紙が届く。クマロの妹ガートルート(ダンビサ・ケンテ)がトラブルに巻き込まれたという。息子アブソロム(エリック・ミエーニ)の消息も気掛かりなクマロは村を後にした。初めての都会。ガートルートは売春婦になっていた。クマロは妹を悲惨な境遇から救う。そして息子を探すクマロ。そんな彼の耳に、同郷の大地主ジェームズ・ジャーヴィス(リチャード・ハリス)の息子アーサーを殺害した容疑でアブソロムが逮捕されたニュースが入ってくる。アブソロムは裁判で絞首刑を言い渡された。帰郷を控えたクマロは偶然ジャーヴィスと知り合う。二人は恩讐を越え、心を通い合わせた。そして死刑執行の日。クマロは聖なる山に登り、祈りを捧げるのだった。

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