怪奇!吸血人間スネーク
劇場公開日:1976年9月18日
解説
狂人科学者の餌食となった青年が、ヘビの血清を注射されたためにキング・コブラに変身していく恐怖を描く。製作は「JAWS・ジョーズ」のリチャード・D・ザナックとデイヴィッド・ブラウン、監督は「西部番外地」のバーナード・L・コワルスキー、製作・原作はダン・ストリーピーク、脚本はハル・ドレスナー、撮影はジェラルド・ペリー・フィネマン、音楽はパトリック・ウィリアムス、編集はロバート・ワッツ、メーキャップは「猿の惑星」のジョン・チェンバースとニック・マルセリーノがそれぞれ担当。出演はストロザー・マーティン、ダーク・ベネディクト、ヘザー・メンジース、リチャード・B・シャルなど。
1973年製作/アメリカ
原題または英題:Sssssss
配給:ユニヴァーサル=CIC
劇場公開日:1976年9月18日
ストーリー
夜明け前、2人の男が大きな細長い箱を間に取り引きしている。1人はヘビの研究家として有名なストーナー博士(ストロザー・マーティン)、もう1人は見せ物を商売としている興行師コージェン。翌日、ストーナー博士は、友人のダニエルズ博士(リチャード・B・シュル)に研究助手が欲しいと頼み、意欲旺盛で真面目な大学生デイヴィッド(ダーク・ベネディクト)が選ばれた。デイヴィッドは尊敬するストーナー博士の意見に感化され、博士の言うがままにキング・コブラの血清注射を定期的に受けるようになり、徐々に体に変調が現われ始めたことに気づく。この頃デイヴィッドは、ストーナー博士の娘クリスティーナ(ヘザー・メンジース)と、心を通わす仲にあった。2人はある日、カーニバルを見物に行き、デイヴィッドは、コージェンの見せ物小屋で蛇男をみる。やがてキング・コブラの血清注射を受けていたデイヴィッドは、半人半蛇という姿に変わってしまい、その姿をたまたま見てしまったダニエルズ博士は、キング・ニシキヘビをけしかけられ非業の死を遂げた。デイヴィッドが完全に蛇に変身する日、家を遠ざけられたクリスティーナは見せ物小屋で蛇男を見た。それは、デイヴィッドの前の研究助手であった。すべてを悟った彼女は研究所へと急ぐが、時すでに遅く、博士は本物のキング・コブラに噛まれ、キング・コブラに変身したデイヴィッドも、ヘビに変身したデイヴィッドも、ヘビを何よりも好物とするマングースに、まさに襲われようとしていた。その時、駆けつけた保安官が銃を発射し、クリスティーナが悲鳴をあげた……。
スタッフ・キャスト
- 監督
- バーナード・L・コワルスキー
- 脚色
- ハル・ドレスナー
- 原作
- ダン・ストリーピーク
- 製作総指揮
- リチャード・D・ザナック
- デビッド・ブラウン
- 製作
- ダン・ストリーピーク
- 撮影
- ジェラルド・フィナーマン
- 音楽
- パトリック・ウィリアムズ
- 編集
- ロバート・ワッツ
- 特殊メイク
- ジョン・チェンバース
- ニック・マルセリーノ
- 字幕
- 金田文夫