オペラ座 血の喝采

劇場公開日:2023年8月18日

オペラ座 血の喝采

解説・あらすじ

「サスペリア」などで知られるイタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェントが1988年に監督・脚本を手がけ、オペラ座の新人舞台女優をめぐって巻き起こる惨劇を描いたサイコホラー。

前衛演出家マークは、不幸を招くと噂される舞台劇「マクベス」の演出を担当することに。稽古中に主演女優が事故に遭って重傷を負い、新人女優ベティを代役に抜てきして公演は無事成功したものの、ベティは何者かにつきまとわれるようになってしまう。やがて犯人に襲われ拘束された彼女は、まぶたを閉じられないように目の下に針を貼りつけられ、目の前で恋人が容赦なく痛めつけられる姿を見せられる。

新人女優ベティを「さよならは言わないで」のクリスティナ・マルシラック、演出家マークを「炎のランナー」のイアン・チャールソンが演じた。「ホラー秘宝まつり 2023」(23年8月18日~、東京・キネカ大森、アップリンク吉祥寺ほか)にて4Kリマスター版で上映。

1988年製作/108分/R15+/イタリア
原題または英題:Opera
配給:キングレコード
劇場公開日:2023年8月18日

その他の公開日:1989年2月11日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0 ツッコみながら楽しもう!

2025年8月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

ドキドキ

「死ぬまでにこれは観ろ!2025」キング洋画150連発!
よりリリースされた4Kリマスター版Blu-rayにて鑑賞。

『オペラ座 血の喝采 完全版』はDVDを持っているが、
比較しても確かに画質明るく美しく、
音質もクリアで低音の響きも刺激的である。

「オペラ座 血の喝采」はダリオ・アルジェント監督の中期の傑作である。
(残念ながら後期には残念作しかない監督なので、
「オペラ座 血の喝采」は監督ファンには貴重な作品となった。)

終盤、犯人をおびき寄せ、カラスを使って明らかにさせる
という無理やりな所など、ハチャメチャでアルジェントにしか出来ない技である。
カメラワークもユニーク、冴えわたっている。

しかも本作はアルジェント映画にそれまでなかったイケメン揃い(主人公の恋人・警部・舞台演出家)で驚いた。
3人もイケメンを並べた作品、アルジェント映画では思い当たらない。
どんな心境の変化があったのか。
本作も主人公(女性)を苦しめるし、監督の特徴として
美女美少女イジメの傾向を感じるが。

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なかじwithみゆ

3.0 オペラ歌手が主人公。

2025年5月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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Yohi

2.5 子供のころ、 目の下の部分に針をいっぱい付けられているジャケットが...

2024年4月29日
PCから投稿

子供のころ、
目の下の部分に針をいっぱい付けられているジャケットが怖くて
見れなかったんだよな。
大人になって、今回初めて見たのだが
カメラアングルが、
誰目線なのか謎だったり、
オペラ音楽から、ヘヴィロックの音楽へ切り替わるのが不自然だったり、
監督さんの美学についていけませんでした。
殺人犯が誰なのかを見つける際の
カラスの使い方が意味不明だったり、
犯人と、
女優さんの掛け合いが、
リアリティをまったく感じなかったり、
でもまあ、
B級を楽しめる人には、
全体として面白いと思います。
R18になっているが、
そこまできつい描写とは思わなかった。

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あとぅーし

2.0 いつものアルジェント節

2023年8月23日
iPhoneアプリから投稿

オペラで不気味かつ重厚な雰囲気を出したかと思いきや、速攻血気盛んなメタルサウンドが始まっていつもの殺戮祭り。いや殺害シーンが少なめなので祭りとも言えないか…
独自のポイントを強いて挙げるなら、キービジュアルにもなってる「針でまばたきをさせない」地味ながら痛々しい拷問くらい?
テンポも悪いし、全体的に地味で退屈でした。

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克晴