忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ

劇場公開日:1984年3月17日

解説

ハットリくんとパーマンが、超能力者を集めて世界征服を企む悪人をやっつけるまでを描く。藤子不二雄の同名漫画のアニメ化で、脚本は「忍者ハットリくん ニンニンふるさと大作戦の巻」の桜井正明、監督は原田益次がそれぞれ担当。

1984年製作/52分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1984年3月17日

あらすじ

ケン一やケムマキたちが川っ原で遊んでいると、金髪の少女が逃げてくる。彼女の後を悪人が追いかけて来た。悪人のボス、サイコマンにあやうく少女は誘拐されそうになるが、シンゾウが泣きわめいたので敵は退散する。少女の名はユーリー、母をなくし、父と兄を探しているのだという。彼女は超能力者で、テレビの「超能力びっくりショウ」出演のために来日したのだった。テレビ局にユーリーとともにハットリくん、パーマンたちもついて行く。タンモリ司会のショウの途中で、サイコマンが現われ、出演者の超能力少年少女をさらってニューヨークにつれて行った。ケン一やハットリくん、ケムマキ、夢子ちゃん、パーマンたちもニューヨークへ。超能力を持つサボテンのトゲ次郎のおかげで、サイコマンたちのいるビルがわかった。サイコマンとその父ゲラーは超能力者のパワーを集め、それを武器に世界を征服しようとしていたのだ。みんなは力を合わせてサイコマンとゲラーと対決。サイコマンとゲラーは改心し、二人はユーリーの兄と父であることもわかった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0子供向けで上品な、幻魔大戦

2025年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

単純

幸せ

「2大ヒーローの共演映画!」と言えば聞こえは良いが、実際には
TVアニメの映画版を2本作る尺が無く「共演」という形に
なったのであろう…
しかしながら「共演」に恥じない出来!
「忍者&パワーアップヒーローVS悪の超能力者」の構図と
なるのだが、無理に超能力とTV作品キャラを絡めたいのか
「デカい泣き声術・シンゾウ」や「骨外し術・獅子丸」まで
「超能力者」とするのは、無理があるのでは…?
ラスボスは超能力パワーから作られた怪獣だが、翼が無く
首が一本足りない「キングギドラ」に見える…
「円谷事務所への著作権配慮か?」「作画で手を抜く為か?」
おそらく両方の理由だろう
あの超能力大作「幻魔大戦」を、綺麗に上品に…更に小さな子供に
安心して見せられる、攻撃性を抑えた物…な感じだ
「ハットリくん」は藤子不二雄Aさん「パーマン」は藤子F不二雄さんで
原作者は違うが、藤子不二雄氏の映画で冒頭が宇宙で始まるが
多いのは、やはり「SF好きのFさん」の影響が大きいであろう

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777

2.5エンディングは必見

2021年12月7日
Androidアプリから投稿

パロディ満載、見せ所もわかっていて楽しいものになっています。

サイコマンの神谷明さんはイイですね!

EDの「ハットリ忍法ニニンのニン」は、NYでハットリくんとパーマンのキャラたちが遊んだり歌ったりします。

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K・M

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