新・黄金の七人 7×7

劇場公開日:

解説

ワルテル・パトリアルカとジャンフランコ・クレリチの原案を、セルジョ・ルフィーニが脚本化し「黄金の七人」「続黄金の七人 レインボー作戦」のマルコ・ヴィカリオが監督した。撮影はフランコ・ビラ、音楽は「女性上位時代」のアルマンド・トロバヨーリが担当。出演は「続黄金の七人 レインボー作戦」のガストーネ・モスキン、「真昼の一匹狼」のゴードン・ミッチェル、アドルフォ・セリ、ライオネル・スタンダースなど。テクニカラー、テクニスコープ。

1968年製作/イタリア
原題:Seven Times Seven
配給:東和
劇場公開日:1969年3月15日

ストーリー

竪ろう無比この上ないロンドンのハードフォード刑務所。ここでプロフットボール試合のテレビ中継を見せろ、と囚人がハンストを決行した。ハンストは失敗したが、六人の囚人は最後までがんばり、ついに所長も観戦を認めた。腹ペコで倒れる寸前の六人は附属病室に入れられた。この六人とは、変相の名人ブレイン(G・モスキン)紙幣印刷に異常な関心を持つボドーニ、電気技師のブリツグス、元ボクサーのビッグ・ベン、デブのビンゴ、ハンサムで身軽なバナナスである。病室には泥棒のサムが心臓病で入っていた。彼らを世話するのは薬事法違反で捕ったバーナード。やがて試合の当日となった。サムに薬をのませると、中央管理方式になっているテレビ・カメラにかねて撮影してあった8ミリフィルムを収めるとバーナードを留守役に六人はダッシュボードを利用し、脱出を開始した。が、予想外のお伴がついてきた。サムである。しかたなく六人はサムをもつれて計画を実行することにした。計画とは、王立造幣局にしのびこみ、本物の札を刷ろうというのである。偽札をつかうのは悪いが、本物の札なら文句はあるまい、というのが彼らの考えである。六人の特技をフルに発揮、計画は遂行された。そしてまたたく間に七億ポンド刷りあがった。が、思わぬ大事件が生じた。ビッグ・ベンになぐられてサムが心臓マヒをおこし、頓死してしまった。監獄にいるはずのサムが街で死体となっては警察に疑がわれるの必定。彼らはサムをつれてもどることにした。計画はほぼ成功したかにみえた。が、思わぬことから、彼らの紙幣は水の泡ときえた。

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