続・黄金の七人 レインボー作戦

劇場公開日:

続・黄金の七人 レインボー作戦

解説

1965年製作のイタリア映画「黄金の七人」の続編となるクライムコメディ。

リーダー格の教授と美女ジョルジャ、そして6人の仲間たちは、ローマ銀行から金塊と札束を奪い取ることに成功する。そんな彼らのもとに、南米の軍事国家の独裁者である将軍を誘拐してほしいとの依頼が届く。多額の報酬と引き換えに依頼を引き受けた彼らは、将軍誘拐のついでに7千トンもの金塊を奪う「レインボー作戦」に乗り出すが……。

ジョルジャ役のロッサナ・ポデスタ、教授役のフィリップ・ルロワら前作のキャストが集結。前作に続いてマルコ・ビカリオが監督・脚本、アルマンド・トロバヨーリが音楽を手がけた。

1966年製作/101分/イタリア・フランス・スペイン合作
原題または英題:Il grande colpo dei 7 uomini d'oro
配給:キングレコード
劇場公開日:2023年1月13日

その他の公開日:1966年12月17日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3

(C)Atlantica Cinematografica Produzione Films. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.0予算の黄金の過ぎたるは及ばざるが如し

2023年4月29日
iPhoneアプリから投稿

前作がヒットしたんで、スケールアップした第二作だけど、柳の下に二本目の金の延べ棒はなく、なんかお話しが大味で空回りしている感じで残念でした。前作と同じく道路工事中の一味の脇を白いコートの女の子が通るシーンから始まるけど、実は女は女装した教授と言う,人を食ったオープニングは楽しいです。今回は中米の革命政権の指導者を盗み出してくると言う007のパロディみたいな展開で、ロッサナ・ポデスタも前回より大活躍です。とは言え、今回は思い切りドタバタコメディになってしまい、前作の軽妙洒脱でコミカルな味わいがなくなってしまったのは残念。ドタバタが悪いわけじゃないけど、展開に無理がありイマイチ盛り上がりませんでした。役者では、前回よりも出番も露出も多いロッサナ・ポデスタの一人勝ちですね。

コメントする 1件)
共感した! 2件)
シネマディクト

4.0相変わらず音楽もテンポも良い

2023年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

おしゃれで小粋なクライムコメディの二作目。
今作は一作目のラストシーンからの続きです。
ルパンの元ネタと言われるのはこの二作目の方が強く、随所でその影響が見られます。不二子の黒のレザースーツなんて完全にこれでしょう。
他にも金塊泥棒のアイディアが随所に見られます。
今回はそんなアイテムに様々なアイディアに溢れていて、全体にパワーアップした印象。
でもウルトラーレーダーのアンテナがグラグラしてたりと、相変わらず緩い作りです。
相変わらず音楽もテンポも良く、程よくセクシー。
オチも良く、最後まで楽しませてくれました。
やっぱり面白い作品です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
白波

3.5国際情勢が絡みジョルジャ大活躍

2023年1月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

今回は、ロシア、南米、アメリカなどの国際情勢が絡み合い皮肉が効いていた。ジャングルとかロシア語の歌などで、ここはどこだよーと教えてくれるので頭がこんがらがらずに済んだ。

働き者6名組の中のガストーネ・モスキン演じる役はドイツ人設定なんだと今回わかった。ドイツ語しゃべっていたし唯一の金髪だし、名前もアドルフ!何気なくきつい冗談!

「教授」はジャン=ポール・ベルモンド「大頭脳」(1969)に出てくる世界的に名高い伝説の強盗ブレイン(デビッド・ニーブン)に繋がるんだ!奇天烈で原始的でかわいい機械、器械、メガネなどの小道具全部がマンガみたいで面白かった。そしてジョルジャ役のロッサナ・ポデスタ、今回は目の色も七色変化、ヘアメイクもドレスも力が入ってますます美しく大活躍!ジョルジャのシーンで流れる音楽が頭の中で鳴り響いています。

おまけ
後半から熟睡してしまい作戦が上手くいったのか失敗したのかわかりませんでしたー!

コメントする 1件)
共感した! 2件)
talisman

4.0サービス精神にアッパレ

2023年1月18日
スマートフォンから投稿

楽しい

萌える

昨夜の黄金の七人に引き続き、続・黄金の七人。
金塊の量が半端ない。1965年の17兆3500億ドルって・・・・
7000万ドルで受けた条件付き契約なんて屁です。屁。
律儀に順番どおりに見たけど、どっちが先でもループするから、あんまり関係ない。
そのサービス精神すごいです。
冒頭のジョルジャ(ロッサナ・ポデスタ)のプラチナブロンドの前髪。中村晃子を思い出していました。横顔のアゴのラインも雰囲気一緒。
いい女に国境はなし。
名言かもよ!
教授にはかなわない。
相変わらずよく働く6人組が仲間割れ。金塊は真鍮?鉛?レンガ?いずれにせよ、積み上げるのは大変でしょうよ。実写はいいですね。
カストロ将軍?の薄めの頭の哀愁。
スペインのAさんがひとり大活躍。
ホントに悪~い不~二子ちゃん。いやジョルジャ。
サンダーバードの基地もどきも良かったですね~

コメントする (0件)
共感した! 3件)
カールⅢ世

「黄金の七人」シリーズ関連作品