エンテベの勝利

劇場公開日:

解説

1976年6月27日、テルアビブ発パリ行きのエール・フランス機がハイジャックされ、人質を乗せたままウガンダのエンテベ空港に着陸したために、イスラエル軍が強行した人質救出の電撃作戦の映画化作品。製作総指揮はデヴィット・L・ウォルバー、製作はロバート・ガネット、監督はTV出身のマーヴィン・チョムスキー、脚本はアーネスト・キノイが各々担当。出演はヘルムート・バーガー、リンダ・ブレア、カーク・ダグラス、リチャード・ドレイファス、ヘレン・ヘイズ、アンソニー・ホプキンス、バート・ランカスター、クリスチャン・マルカン、エリザベス・テイラーなど。

1976年製作/アメリカ
原題:Victory at Entebbe
配給:ワーナー映画
劇場公開日:1976年12月25日

ストーリー

1976年6月27日、テルアビブ発ーパリ行きのエール・フランス機の機内は245人の乗客を乗せほぼ満席だった。テルアビブを出発してすぐ女性連れのドイツ人(ヘルムート・バーガー)と2人のアラブ人が、突然、拳銃を手に立ち上った。ハイジャックだ。16歳になるハナ・ビルノフスキー(リンダ・ブレア)、ワイズ夫人(ヘレン・ヘイズ)と息子のベンジャミン(デイヴィッド・グロー)、ノーミ夫人などの乗客は一瞬にして恐怖のどん底へと叩き込まれた。この事件をキャッチしたイスラエルでは、ラビン首相(アンソニー・ホプキンス)、ペレス国防相(バート・ランカスター)を中心に対策を討議した。犯人たちは人質を殺す可能性はあるが、政府としてはテロリストたちの脅迫に屈してはならないことを確認しあった。ハイジャック機は、ベンガジで給油を済ますと、妊婦1人を釈放して飛び去り、ウガンダのエンテベ空港に着陸した。その頃、ラビン首相とペレス国防相は、武力で人質奪還を計画、この作戦の隊長に、ヨニ(剣と聖書を持った男)と部下たちから尊敬されているジョナサン・ネタニアフ中佐(リチャード・ドレイファス)を任命した。そして仮想エンテベ空港を急造し、作戦遂行訓練を開始した。犯人たちの要求が発表された。世界各国に収容されている同志53名の即時釈放である。と同時に、彼らは、ユダヤ人と搭乗員を除く人質を釈放した。作戦は開始された。7月3日、午後11時2分、ヨニ中佐ら特別攻撃隊を乗せたC130ハーキュリーズ2機が、深夜のエンテベ空港に着陸、150名にも及ぶ攻撃隊の死者はヨニ中佐ただ1人、人質104名は犠牲者3名を出しただけで、無事救出に成功した。攻撃隊の1隊がウガンダ空軍機に壊滅的打撃を与えて、炎の海と化したエンテベ空港を飛び去るまで、わずか90分の作戦だった。

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映画レビュー

2.5劇場公開で観ました

2019年5月6日
Androidアプリから投稿

同時公開の「ダーティハリー3」目当てでしたけど。

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ムーラン
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