Emma エマ
劇場公開日 1997年4月19日
解説
イングランドの片田舎を舞台に、恋のキューピッドを任じる世間知らずのお嬢様が巻き起こす恋の騒動を描いた人間喜劇。「いつか晴れた日に」の原作者として知られる英国の女流作家ジェーン・オースティン(1775~1817)の同名長編小説を、「ブロードウェイの銃弾」の脚本家で、本作が初監督作となるダグラス・マクグラスの脚本・監督で映画化。製作総指揮は「イングリッシュ・ペイシェント」のボブとハーヴェイのワインステイン兄弟と、ドナ・ジグリオッティ。英国はドーセット州の田園地方をとらえた美しい撮影は「あなたがいたら 少女リンダ」のイアン・ウィルソン、音楽は「3人のエンジェル」のレイチェル・ポートマン、美術は「オルランド」『プリンセス・カラブー』(V)のマイケル・ハウェルズ、衣裳は「キルトに綴る愛」のルース・マイヤーズ。チャーミングな好演を見せた主演は「セブン」「ムーンライト&バレンチノ」のグウィネス・パルトロウ。共演は「ザ・インターネット」のジェレミー・ノーザム、「ミュリエルの結婚」のトニ・コレット、「トレインスポッティング」のユアン・マクレガー、「恋の闇 愛の光」のポリー・ウォーカー、「ザ・プレイヤー」のグレタ・スカッキ、「サークル・オブ・フレンズ」のアラン・カミング、「トライアル 審判」のジュリエット・スティーヴンソンほか。
1996年製作/122分/イギリス
原題:Emma
配給:松竹富士配給(松竹=アミューズ=デジタル・メディア・ラボ提供)
スタッフ・キャスト
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2018年9月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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グウィネス•パルトローが大好きで♡彼女の作品はほとんど見てる♡
そして本作は観るの3回目ほど。
端的に言うとみんなのキューピット役をするお話。
この時代の背景が垣間見れたり、ファッションや階級によるあれやこれや…
内容よりもグウィネスがとにかく可愛い₊(ˊᵕ͙ૣᴗᵕ͙ૣˋ)ˈ·˚
ジェーンオースティン3作目
ずっと友達想いに行動してきたエマが
最後結ばれるシーンは中々感動的
でも、そいつと?って感じ
てかエマはもっとドジで色々
やらかしちゃう子かと思ってたけど
意外とちゃんとしてた
これ視聴者目線的には完全に
ハリエット応援しちゃう
2013年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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「カワイイ」がぎゅっとつまったようなロマンティックな映画でした!
レースとかお花とか甘いテイストがふんだんに散りばめられていて、洋服や小物もとっても参考になります。
お節介でちょっぴり自意識過剰なエマですが、その素直さゆえになんだか憎めず、可愛い!ってなってしまいました笑
結婚や恋愛や階級の話題ばかりでちょっと退屈だなと思う場面もありましたが、そういう時代だったんだなぁと思うと逆に面白さがあり、楽しめました。現代でもこういう女の子いるなぁって思ったり笑
とってもキュートでロマンティックな作品でした。
2013年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
総合:65点
ストーリー:60
キャスト:65
演出:65
ビジュアル:70
音楽:70
原作はジェーン・オースティンの代表作とされているそうです。本音と建て前を使い分け、上流階級らしく失礼の無いように微笑みながら話をしつつ、実は内心では家柄や職業で相手を値踏みする。恋愛対象の人柄ではなくて、地位が高いかどうかが重要。この時代の裕福な貴族ならではの常識的な行動なのだろうが、現代に生きる平民の自分としては見ていて気持ちの良いものではない。
原作は読んでいないが、ウィキペディアによると
主人公エマ・ウッドハウスを、作者オースティン自身は「私のほかには誰も好きになれそうにない女主人公」としている。
なのだそうで、自分の努力で手に入れたものでもない自分の生まれの良さに何も疑いももたずに、階級の低い人を心の中で見下すのが自然になっている主人公を、私もどうも好きになれなかった。幼稚で傲慢で恋愛ごっこに夢中になっているエマの姿は、自分は働きもせずに好きなことだけやって騒いでいる、そこらあたりにいる現代の世間知らずなお馬鹿な学生の行動を思い起こさせる。
別に彼女が特別悪い人なのだとは思わないし、むしろこのような環境に生まれ育った中ではまともなほうなのだろうし、作品の中での彼女の成長は感じられる。悪い映画ではないのだが、でもやはり最後まで彼女のことを大好きになれたとは言い難いし、それは自分の趣味に合わなかったのだから仕方がない。同じオースティンの原作でも「高慢と偏見」「いつか晴れた日に」のほうが、真剣に生きている主人公に共感出来て全然面白かった。
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