愛しのロクサーヌ
劇場公開日:1987年12月19日
解説
人並はずれた大きな鼻をもつ消防署長が美人天文学者に恋をするというラヴ・ストーリー。製作はマイケル・ラックミルとダニエル・メルニック、エグゼクテイヴ・プロデューサーは主演・脚本も兼ねるスティーヴ・マーティン、監督は「プレンティ」のフレッド・スケピシ。原作はエドモンド・ロスタン(「シラノ・ド・ベルジュラック」)、撮影はイアン・べーカー、音楽はブルース・スミートン、編集はジョン・スコットが担当。出演はスティーヴ・マーティンとダリル・ハンナほか。
1987年製作/アメリカ
原題または英題:Roxanne
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1987年12月19日
ストーリー
ワシントン州、ネルソン。平和なこの町の消防団長として、人々から愛されているC・D・ベイラズ(スティーヴ・マーティン)は、大きなコンプレックスをもっていた。鼻が異常に大きく上を向いているのだ。すれ違うスキー客などもついふき出してしまうくらいだった。このネルソンの町に、オフ・シーズンを利用して彗星の研究をしに美人天文学者のロクサーヌ(ダリル・ハンナ)がやって来た。家の鍵がしまってしまい消防団の助けを求めた彼女に、C・Dがかけつけ、その件を機会にC・Dはロクサーヌに恋心を寄せるようになった。しかし大きな鼻の彼はそれを言い出せない。そんな頃、町に若い消防士クリス(リック・ロソヴィッチ)が町の助っ人としてやって来た。若くハンサムな彼もまた、ロクサーヌに一目惚れ。そのことを知ったC・Dが、クリスのために恋のはしわたしの役を引きうけることになった。知性に欠けるクリスのために手紙を代筆したり、初デートの日に、口下手の彼に替って遠隔操作で甘くささやく言葉を発したり。しかし、その操作が混乱して、ロクサーヌは怒って帰ってしまった。諦めず、クリスを励まし、ロクサーヌへの接近を手伝っていたC・Dは、しかし、自分のやっていることに疑問を感じるようになる。これほどまでに好きな彼女に真実を伝えられないとは…。本当のことを告げる日がやってきた。そして、ロクサーヌも、これまでのクリスの手紙や甘い言葉の主がC・Dであったことを知り、その気持ちを喜んで受け入れるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フレッド・スケピシ
- 脚本
- スティーブ・マーティン
- 原作
- エドモン・ロスタン
- 製作総指揮
- スティーブ・マーティン
- 製作
- マイケル・ラックミル
- ダニエル・メルニック
- 撮影
- イアン・ベイカー
- 美術
- ジャクソン・デ・ゴビア
- 音楽
- ブルース・スミートン
- 編集
- ジョン・スコット
- 衣装デザイン
- リチャード・ブルーノ
- 字幕
- 戸田奈津子
受賞歴
第45回 ゴールデングローブ賞(1988年)
ノミネート
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) | スティーブ・マーティン |
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