イシュタール
劇場公開日:1988年1月15日
解説
米ソのスパイがバッコする架空の国イシュタールでスパイ合戦に捲き込まれたシンガー&ソングライター・チームが主人公のドタバタ・コメディ。製作はウォーレン・ベイティ、監督・脚本は「ふたり自身」のエレイン・メイ、撮影はヴィットリオ・ストラーロ、音楽コーディネートはジョン・ストラウスが担当。出演はウォーレン・ベイティ、ダスティン・ホフマンほか。
1987年製作/アメリカ
原題または英題:Ishtar
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1988年1月15日
ストーリー
シンガー&ソングライターとしてコンビを組んで5カ月目のライル・ロジャース(ウォーレン・ベイティ)とチャック・クラーク(ダスティン・ホフマン)はまったく売れないニューヨークに嫌気がさして海外興行の話に飛びついた。場所は何と北アフリカ。その頃、モロッコと国境を接した王国イシュタールでは、ある遺跡発掘チームが7世紀の“予言の地図”を発見、狂喜乱舞していた。それには、「いつか2人の神の使者がイシュタールに現われ貧しい民を救う」と記されていた。政情不安な現在、この地図が公表されたら大変なことになる。その時一群の賊がキャンプを襲い、発掘チームの助手が地図を持って逃げる。2人はそんなぶっそうな場所とも知らず戒厳令下のイシュタールにのこのこやって来たのだ。早速空港で謎の美女がパスポートを貸してほしいと2人に接触してきた。女の名はシーラ(イザベル・アジャーニ)といい、女に弱いクラークはついおだてにのって……。シーラはイシュタールの腐敗した現政権打倒をめざす左翼ゲリラの女闘士で、2人は予言の地図をめぐる各国の情報員が入り乱れたスパイ合戦に捲き込まれた上に、地図の存在と“2人の神の使者”の登場を危惧する首長に命を狙われる。暗殺者の魔手を逃れて砂漠に迷い込んだ2人は命がけの逃避行の末、ニューヨークに逃げ帰った。
スタッフ・キャスト
- 監督
- エレイン・メイ
- 脚本
- エレイン・メイ
- 製作
- ウォーレン・ベイティ
- 撮影
- ビットリオ・ストラーロ
- 音楽
- ジョン・ストラウス
- 字幕
- 戸田奈津子