暗殺の瞬間

劇場公開日:

解説

スウェーデンの首相オロフ・パルメの暗殺事件を、仮説に基づいて複雑な事件の背景を追ったサスペンス。監督はスウェーデンで活躍するシェル・スンズヴァル。脚本はジョン・W・グロウの原作を元に、マッツ・ハーレン、ペリエ・ハンソン(製作も)、ヨーハン・ボガエウスが共同担当。撮影はシェル・ラーゲルース。美術はビルギッタ・ブレンセン。衣裳はカーリン・スンズヴァル。出演はスウェーデンの舞台・テレビで活躍するミカエル・バーシュブラント、「魅せられて四月」のミカエル・キッチン、「レ・ミゼラブル」のレイーネ・ブリンオルフソン、「ファニーとアレクサンデル」「スター・ウォーズ エピソードー」のパニッラ・アウグストほか。

1998年製作/110分/スウェーデン
原題または英題:Sista kontraktet
配給:アルシネテラン
劇場公開日:1999年7月3日

ストーリー

1986年。ロンドン、テームズ河畔。その男レイ・ランバート(ミカエル・キッチン)はある国際組織から仕事の依頼の電話を受けて動き出した。標的はスウェーデンの現職の首相オルフ・パルメ。ヨハネスブルグに飛び、地元の男ジョン・ゲイルズを殺害してパスポートを入手した彼は、スウェーデンの首都ストックホルムに降り立った。いっぽう、スウェーデン警察の刑事ローゲル・ニーマン(ミカエル・バーシュブラント)は、特別捜査班に編入され、死んだ男の名前で入国した謎の人物の捜査をはじめた。実行犯として元傭兵のトム・ニールセン(ビョルン・フローベリ)を雇い、捜査撹乱のため万全の準備を整え、あとは決行の日を待つまでとなったランバート。そんな彼を追っていたニーマンだが、ある日彼の相棒の女性刑事リサ(パニッラ・アウグスト)が奇妙な理由で事件の担当から外された。大きな陰謀の進行を確信し、焦燥にかられるニーマン。2月26日金曜日。パルメ首相は夫人と映画館から出てきたところ、ニールセンによって背後から銃撃され即死した。その後、マルタ島。首尾よく大仕事を片付けたランバートは、豪華な自宅でくつろいでいたところを、あのゲイルズの恋人でメイドに化けていた黒人女性の手であえなく銃殺された。暗殺を阻止できず失意に沈んでいたニーマンは、たずねてきた友人で同僚のボッセを不審な車の爆発事故で失った。事件の真相はいまだ闇の中だ。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く

他のユーザーは「暗殺の瞬間」以外にこんな作品をCheck-inしています。