アリッサ・ミラノ 言いだせなくて

劇場公開日:

解説

女子寮に忍び込むために女装した男子学生が、片思いの女生徒の親友となって巻き起こす騒動を描いた、キャンパス版「トッツィー」ともいうべき学園ラブ・コメディ。監督・脚本はジミー・ゼイリンガー。製作はジェフリー・R・ニューマン、撮影は「スタンド・バイ・ミー」のトーマス・デル・ルース、音楽は「ロングタイム・コンパニオン」のゲレッグ・デベルス。美術はJ・ケイリー・スティールがそれぞれ担当。主演は「コマンドー」でデビューし、音楽活動を経たのち、TVや舞台で活躍するアリッサ・ミラノ。「ハートブレイク・タウン」では娼婦役にも挑戦するなど、近年は大人の女優への脱皮を図っている彼女本来の可愛らしさが生かされた作品で、そのファッションの数々も見もの。相手役は「バーニーズ あぶない!?ウィークエンド」『タイムアクセル12:01』(V)のジョナサン・シルヴァーマン。「花嫁のパパ」のジョージ・ニューバーン、「ライジング・サン」のティア・カレル、「氷の微笑」のレイラニ・サレルらが共演。

1991年製作/アメリカ
原題または英題:Little Sister
配給:イメージファクトリー・アイエム
劇場公開日:1994年2月26日

ストーリー

父と同じカレッジに入学したロバート(ジョナサン・シルヴァーマン)は、75年の長い伝統を誇る学生の″友愛会″に入る。彼の父は友愛会の初期メンバーで、現会員たちからは英雄視されていた。父親から離れてキャンパスライフを満喫しようとする彼は、自分と同じ新入生の美女ダイアナ(アリッサ・ミラノ)にひと目惚れする。一方、友愛会の先輩たちは正式入会を認めるための試練として、新入生たちに女子寮の儀式室にある創設者の絵を盗み出すように命じた。ロバートは父親を越えるべく、女装してロバータと名乗り女子寮の潜入に成功。だが、憧れのダイアナの前では絵を盗むわけにはいかなかった。ダイアナに嫌われることを恐れ、そばにいたい一心で女性を演じ続ける彼の二重生活が始まった。ロバータとしてダイアナと親友になり女生徒たちの人気者となる一方で、ロバートはダイアナへのアタックを開始する。彼女はそんな彼を最初は嫌っていたが、次第に心ひかれていく。ダイアナは女たらしの恋人デリー(ジェリー・ギデオン)に嫌気がさし、自分が本当に好きなのはロバートだと気づく。そんな折、彼の部屋で下着姿のロバータを目撃してしまった彼女は、親友に裏切られ、恋人も失ったと思い込む。真実を言いだせないロバート。一方、ロバータは友愛会の幹部候補生であるクイーンに選出される。その席上、ロバートは観衆の前で正体を明かし、男女の性別は関係なく、人は努力することが大切だと言う。父親とも理解しあえた彼は、改めてダイアナへ愛を告白した。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く

他のユーザーは「アリッサ・ミラノ 言いだせなくて」以外にこんな作品をCheck-inしています。