アムステルダム無情

劇場公開日:

解説

アムステルダムの運河で起きた連続殺人事件の謎を追う刑事の姿を描くサスペンス映画。製作・監督・脚本・音楽は「あぶない家族」のディック・マース、エグゼクティヴ・プロデューサー・共同製作はローレンス・ジールス、撮影はマルク・フェルペルランが担当。出演はヒューブ・スタペル、モニーク・ファン・デ・フェンほか。

1988年製作/オランダ
原題または英題:Amsterdamned
配給:UIP
劇場公開日:1990年4月27日

ストーリー

運河での連続殺人事件を担当することになった刑事のエリック(ヒューブ・スタペル)は、河川警察に勤務する旧友ジョン(ヴィム・ゾマー)の協力を得て、これが同一犯による犯行と確信する。エリックはオランダ最大のダイバー・クラブを訪れ、そこで博物館ガイドのローラ(モニーク・ファン・デ・フェン)という美女と、彼女にダイブを勧めた精神科医のルイスデール(ヒデ・マース)と知りあう。ローラを気に入ったエリックは、彼女と食事をして親しさを増してゆくが、その間にも新たな犠牲者が続出する。一度は容疑者を逮捕したものの、彼は真犯人ではなく、運河に沈んだ船の中に入ったジョンは、その時何者かによって襲われて死んでしまう。エリックは、その犯人が船の倉庫に逃げ込んだことを知り彼を追いかけ、やがて運河をボートで追跡するが、銃で撃たれ重傷を負ってしまう。一方ローラは、病院にエリックを見舞った帰り、ルイスデールのもとを訪ね、そこで犯人のダイブ用品を発見し、エリックに助けを求める。彼女は襲いかかってくるルイスデールを殴り気絶させるが、本当の犯人はルイスデールの友人だった。そして、事故で頭のおかしくなったその真犯人にローラは襲われるが、危機一髪のところで駆けつけたエリックによって助けられ、彼は犯人を倒すのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

1.0 運河の街、アムステルダムである。冒頭で、遊覧船の透明な屋根に血ま...

2018年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 運河の街、アムステルダムである。冒頭で、遊覧船の透明な屋根に血まみれの死体が引きずられていくシーンはすごい。かなりの猟奇的殺人のホラー・サスペンスを予感させるのだ。

 殺人シーンの犯人は顔を見せず、被害者が殺される直前の恐怖シーンが何箇所も出てくる。これは、『ジョーズ』の人間版というイメージもあるなぁ(特に、ゴムボートの女性)。エリックの娘とボーイフレンドが超能力ごっこで犯人の場所を当てるといったシーンもあるが、これをもっとオカルトっぽく扱えばおどろおどろしさが増しただろう。

 『悪魔の密室』でアボリアッツのグランプリを獲った監督!ということで観たのだが、あぁ、あのつまらない映画の監督だったのか・・・と気付いたときにはもう遅かった。結局はバイク&ボートアクションが売り物のB級だったってことですね・・・

 音楽までマース監督が作ってます!拍手!

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kossy

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