アタラント号

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アタラント号
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解説

短編を含めてわずか4作品しか残せず、29歳の若さで他界したフランスの伝説的映画作家ジャン・ビゴが1934年に発表した、遺作にして唯一の長編監督作。田舎町とル・アーブルを結ぶ艀船アタラント号に、船長のジャンと、ジャンと結婚したばかりのジュリエット、変わり者の老水夫ジュール、少年水夫、そして何匹かの猫が乗っていた。新婚生活に心ときめかせていたジュリエットだったが、単調な水上生活と狭い船内を次第に息苦しく感じるようになる。やがてアタラント号はパリに着き、ジャンとジュリエットはダンスホールにでかけるが、そこで出会った行商人の男にジュリエットが口説かれる。田舎娘のジュリエットは大都会パリへの憧れを抑えきれず、夜にこっそり船を抜け出してしまう。怒ったジャンは、ジュリエットをおいて出航してしまうが……。オリジナルバージョンが長らく失われていたが、オリジナルに近いネガの発見により1990年に復元され、日本でも91年に劇場公開された。2018年12月には、4Kレストア版が劇場公開。

1934年製作/84分/フランス
原題:L'Atalante
配給:アイ・ヴィー・シー
日本初公開:1991年11月15日

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映画レビュー

4.0この時代にこのような映像を撮っていた才能は恐るべきもの

あき240さん
2019年3月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

素晴らしい人間讃歌
人を見つめる優しい視線
ユーモアというかペーソツと言うべきか
老水夫を中心に展開されるされが絶妙なアクセントになっている
それをとらえる斬新なカメラワーク
この時代にこのような映像を撮っていた才能は恐るべきものだ
ラフトシーンはどう見ても空撮にみえる
一体どのようにして撮影したのやら
現代に通ずる映像手法を多用している

リマスターされた映像は鮮明でオリジナルにはあったであろう色彩を感じる程の階調豊かなもの

同時代の他作品と比較すると先進性が明らかだ

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あき240

4.0ゆく年を想う映画鑑賞となった

2018年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

 本年最後の映画館での鑑賞となる。
 予告では、トリュフォーやカウリスマキ、クストリッツァらに多大な影響を与えたと謳われているジャン・ヴィゴの現存する唯一の長編作である。
 これら我々の時代の巨匠らの名前に一つ足りない名前がある。
 セーヌ川を下るはしけ船が目指すのは、河口の街ル・アーブル。はしけから川へ飛び込んだ後の水中の幻想的なショット。これは、これは、これは、レオス・カラックス「ポンヌフの恋人」そのものではないか。そう言えば、オープニングのタイトルやキャストの文字も、「ポンヌフ」と同様である。「主演俳優の名前 dans 映画のタイトル」といった具合だ。
 そうなのだ。カラックスが彼の出世作でやったことは、ヴィゴのこの作品へのオマージュなのだ。
 爺さんが若い二人の仲に亀裂を入れる存在である一方で、二人の絆を深めるきっかけにもなっている。そして、若い娘の気持ちを本当に理解しているのが、若い男ではなく、爺さんのほうなのだ。そんなところまで、この二つの作品は似ている。
 はしけの甲板を這ってこちらへ向かってくる俳優が、そのままカメラの上を通り過ぎるショットなど、カメラワークが独創的で、映画の楽しさが溢れている。
 また、何度も出てくる壊れた蓄音機や、レコード盤を指で擦る
シーンなど、映像と音が組み合わさったときの面白さも新鮮で、もう一度観たいという欲求が残った。
 まさに、トーキー創生期の傑作である。彼がもっと長く生きていたらどんな作品を残しただろうか。若くして夭逝した日本の山中貞雄とオーバーラップさせずにはいられない。
 そして、字幕は、本年6月にお亡くなりになった寺尾次郎氏によるものであることを付け加える。
 改めて氏のご冥福をお祈りしつつ、本年の映画鑑賞を終えることとする。

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よしただ

3.0時々、ハッとしました

2014年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

幸せ

名作ということで、よく名が上がるこの作品。興味津々で観てみましたが、ちょっと私にはまだこの良さがちゃんと掴めなかった感じがしてます。
だけど、船上に人が佇んでいる絵などは、とてもハッとさせられたりするし、飲んだくれの船員の存在感も映画を感じさせるものがありましたね。

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チャーリー
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