アイズ ワイド シャット

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」など数々の名作を残した鬼才スタンリー・キューブリックの遺作。19世紀の文豪アルトゥール・シュニッツラーの「夢小説」を原作に、撮影当時実際に夫婦だったトム・クルーズとニコール・キッドマンを主演に迎え、完全秘密主義で製作された。ニューヨークで暮らす内科医ウィリアム(ビル)は、結婚9年目となる美しい妻アリスや6歳の娘とともに何不自由ない生活を送っていた。ある夜、ウィリアムは妻から、家族旅行中に他の男に性的欲求を感じたことを告白され激しい衝撃を受ける。性の妄想に取りつかれながら深夜の街をさまよい歩く彼は、ニューヨーク郊外の館で行われている秘密のパーティに足を踏み入れるが……。

1999年製作/159分/R18+/アメリカ
原題または英題:Eyes Wide Shut
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1999年7月31日

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写真:Everett Collection/アフロ

映画レビュー

5.0ムラムラしちゃって街に出てもイイことはない

2024年8月3日
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しんざん

5.0仮面を剥ぎ取る

2024年4月18日
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鑑賞方法:その他

興奮

知的

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まぬままおま

4.0夜は早く帰るに限る

2024年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

トムクルーズ扮する医師ビルハーフォードは、ニコールキッドマン扮する妻アリスとともに毎年呼ばれるパーティーに出かけた。

当然の事ながらふたりともモテモテだね。でも医師だからといってドラッグの後始末はかなわんね。初めて観た映画ながら前半はニコールキッドマンの魅力満載だね。美人妻を持つと苦労するって事かな。ちょっと話がおかしくなってきたね。さすがキューブリック監督だね、最後はゾワッとしたよ。まあ夜は早く帰るに限るね。

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重

3.0事前期待が大きすぎたのだ。

2024年8月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

難しい

※2024.10.24修正
アカデミー監督賞はノミネート4回で、受賞歴ありませんでした。
////////////

1999年公開のアメリカ映画。

監督:スタンリー・キューブリック
原作:アルトゥル・シュニッツラー『夢小説』(1926年)
脚本:スタンリー・キューブリック、フレデリック・ラファエル

主要キャストは以下の通り。

【青年医ハーフォード・ビル】:トム・クルーズ
【ビルの妻アリス】:ニコール・キッドマン

原作は100年近く前の幻想譚で、基本設定は映画も同じだが、後半部は映画のみのオリジナルな展開。

スタンリー・キューブリックの遺作(公開前に亡くなった)で、しかも、トム・クルーズとニコール・キッドマンというビッグカップルの豪華共演、
ということで、話題性は超抜群だが、
「それしかない」という辛辣な評価も多いのは事実だ。

スタンリー・キューブリックは、
4回ものアカデミー賞監督賞にノミネートされた伝説の監督だが、処女作から本作までの48年間で、わずか16作品しか撮っていない。

◆前作の『フルメタルジャケット』から、自身最長の12年ものブランクを経て製作されたこと、
◆キューブリックが「私の最高傑作だ」と語ったと伝えられたこと、
◆撮影時間が400日を超えギネス認定されたこと、

などの要素が積み重なり、当然のように、全世界の事前期待値はMaxを超えていた。

この時点で、興行的に成功したとしても、
高い評価を得るハードルは、エベレスト級に高くなってしまっていた。

酷評するほどの失敗作ではないと思う。
トム・クルーズを前面に出した幻想譚としてみれば、
アクションシーンのない作品として、ファン必見だろう。

事前期待が大きすぎたのだ。

さまざなノイズを可能な限り除去して、
私なりの評価を試みるなら、☆3.0。

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Haihai