DIVIDE ディバイド(2006)

劇場公開日:

解説

暴力と売春に明け暮れる東京の高校生の刹那的な日常を叙情的に綴る青春ドラマ。監督は、前作「ロスト・バイ・デッド」で若干23歳にしてデビューした辻岡正入。倉貫まりこ、吉川綾乃らグラビア・アイドルが多数出演。

2005年製作/65分/日本
原題または英題:Divide
配給:辻岡プロダクション
劇場公開日:2006年5月13日

ストーリー

都立高校3年生の紗希は勉強も運動も優秀で、出版社に勤める年上の恋人・翔との交際も順調だった。気がかりなのは幼少の頃、両親の離婚で離れてしまった妹のことだ。翔は妹の居所捜索に協力してくれているが、それも難航している。紗希は妹を連れて家を出なかった母親を恨んでいるが、その母親が病死する。両親を失い悲しみにくれる紗希を、施設育ちの2年生の由希が挑発する。由希は、龍が率いる東京を制圧するストリート・ギャング団に属し、クラスメイトに売春をさせている。紗希は母親の死後、昼は学校、夜はクラブで働き始め、担任の先生宅で居候生活が始まる。クラスメイトとの交流もなくなり、クラブでのイジメによって紗希の心は崩れていく。そんな彼女を、由希はストリート・ギャング団へ勧誘する。紗希は両親がいなく、施設で育ってきたたくましい由希に惹かれ、彼女に少しずつ心を開いていく。そんな中、龍は反抗するギャング団への制圧を加速させ、由希に更なる勢力を求め始める。しかし、由希はクラスメイトから反旗を翻され、紗希は担任の先生から痛烈な裏切りにあう。一方翔は、紗希の妹と自分の心の病の原因を究明していくことで、恐るべき真実を発見してゆく。

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