海軍
劇場公開日:1963年8月31日
解説
岩田豊雄原作を「嘘(1963)」の新藤兼人が脚色、「無法松の一生(1963)」の村山新治が監督した軍隊もの。撮影は二口善乃。
1963年製作/100分/日本
配給:東映
劇場公開日:1963年8月31日
あらすじ
日本が五大強国の一つして輝いていた大正七年、鹿児島の天保山に生れた谷真人は、海軍軍人の輩出している県立の中学に学んだ。熱烈な海軍志望者牟田口隆夫の影響で真人兵学校を受験、難関を突破したが、当の隆夫は乱視のため海軍を断念せざるを得なかった。夫の妹エダは真人に幼い憧れを抱いていたが、兄の失意を思えばつい素直に愛情を打ちあけられない。真人が猛訓練に明け暮れているとき、やっと立ち直った隆夫は、新しい人生を絵に見出していた。日中戦争がますます拡大、第二次欧州大戦が勃発した昭和十四年、真人は兵学校を卒業、練習艦隊に乗り組んだ。その真人が世界各地の港からよこす便りに、エダは胸をときめかせた。鹿児島湾に艦隊が寄港したとき、天保山で語り合った二人は幸福だった。その後、真人は東京に隆夫を訪ね、夜を徹して語り合った。語りつきず、こんどは隆夫が呉の真人の下宿を訪ねたとき、真人に特務命令がきた。特殊潜航艇で真珠湾を攻撃するための訓練だった。極秘の訓練を終り、明日出撃という日に呉の下宿へ帰ると、そこには二カ月も前からエダが来て待っているのだった。二人の美しい青春を夜のとばりが包んだ。十二月八日未明、戦いのさきがけとなって真人は二十三年の命を散らした。天保山の頂上に立って、エダは海を見つめていた。「真人さん、私は悲しまないわ、私たちの青春のために……」
スタッフ・キャスト
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谷真人北大路欣也
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エダ三田佳子
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牟田口隆夫千葉真一
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隆夫の父加藤嘉
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隆夫の母荒木道子
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ワカ杉村春子
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谷真吉石島房太郎
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谷真蔵相馬剛三
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谷真一郎大木史朗
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谷真二郎田川恒夫
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谷四ノ吉山浦栄
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谷太郎都健二
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谷ハル谷本小夜子
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谷ミツ田中恵美子
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谷キタ水上竜子
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谷マツエ田沼瑠美子
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谷カヨ高井利枝
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市来徳次郎東野英治郎
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徳次郎の妻桧有子
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江波ミドリ北原しげみ
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下畑兵曹加藤武
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下畑芳江山本みどり
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鶴原成瀬昌彦
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菊地少佐永島明
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大島先生萩原満
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緒方先生三宅一
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兵学校の当直教官江原真二郎
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分隊幹事S少佐南道郎
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岡山少尉桐島好夫
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加藤少尉小林稔侍
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中野少尉菅原壮男
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練習艦隊の教官増田順司
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指導官梅宮辰夫
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小森亀石征一郎
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伊知地成田清
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下宿の夫人風見章子
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産婆戸田春子
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ラジオ・アナ小林テル
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