石井のおとうさんありがとう

劇場公開日:

解説

福祉という概念がなかった明治時代、一人の子どもを預かったのをきっかけに3000人もの孤児を救い、岡山県に日本初の孤児院を作った福祉の元祖、石井十次の波乱に富んだ生涯を豪華キャストで描く。主演の石井十次を松平健が演じ、その十次を陰で支え続けた最愛の妻を永作博美が演じる。そして辰巳琢郎や竹下景子といった実力派俳優が脇を固めている。

2004年製作/110分/日本
配給:現代ぷろだくしょん
劇場公開日:2004年8月21日

ストーリー

ブラジルの日系老人ホームでひとりの老人が、一枚の写真を孫の日系ブラジル人のニシヤマ・ヨーコ(22)に残して他界した。 そこには、西郷隆盛を彷彿とさせる大男の姿が写っており、裏には、『石井のお父さんありがとう』 と書かれていた。ヨーコは、日系人である自分のルーツを探るために、そしてその“石井のお父さん”とは誰なのかを知るために、祖父の生まれ育った日本・宮崎の地へ向かう…。宮崎の児童養護施設で、園長と出会ったヨーコは、祖父が育った“岡山孤児院”の存在と、福祉という言葉もない明治時代に、命と生涯をかけて、3000人もの孤児を救った“石井十次”という男の名を知る。次第に解き明かされていく、十次の波乱万丈の生き様。そして、まさに奇跡としかいいようのない偉業の数々。一度は放蕩に身を持ち崩しつつも、改心して立ち直り、“孤児の父”として、次々に襲ってくる困難を、祈りつつ、あふれる愛と斬新なアイデアをもって乗り越えていくその姿は、まさに“愛と炎の人”であった。

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