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映画「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」 ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島
劇場公開日:2005年3月5日
解説
コミックス累計発行部数が1億冊を突破、テレビアニメもアメリカ進出を果たすなど快進撃を続ける人気シリーズの劇場版第6弾。航海の途中でオマツリ島の地図を見つけたルフィ海賊団は、地図の楽しそうな雰囲気に誘われて早速オマツリ島へ向かう。しかし、そこで彼らを待ちうけていたのは、ド派手な姿をしたオマツリ男爵による地獄の試練の数々だった。監督を務めるのは、「デジモンアドベンチャー」などの若手実力派・細田守。
2005年製作/90分/日本
配給:東映
スタッフ・キャスト
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2022年12月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
映画評価:45点
ワンピース劇場版第6作目
オススメタイミング:[なし:コラボ作品】
ようやく見終わりました。
そう感じてしまうくらい寝落ちしましたし、
何回か休憩も挟みつつ見ました。
全体的に薄暗く、重々しい。
ワンピースのキャラクターを借りて
細田監督の心に住む悪魔を表現した作品。
内容も決して面白いものではないし、
なんなら終始恐怖を抱いてました。
麦わらの一味の皮を被った別人たちが、
麦わらの一味を装っている様に感じるんです。
それくらい彼らの性格が少しずつ違う様に
私は感じてしまいました。
せっかくコラボするなら
細田監督はワンピースを最初から観て、
しっかりキャラクターの特性を知ってから
作るべきだったと思います。
ただ、細田監督は天才です。
この作品を通してそれを感じました。
まさに震撼。
こりゃ毒を盛られてしまいたしたわい。
ps.デザイン性が最高で、いつもと違うオシャレな一味に眼福しました。そこで+5点
【2022.12.20観賞】
2022年10月27日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
正直これがワンピースというジャンプの代表作ではなく、細田守のオリジナル作品ならいくらかマシ・・・というか文句は言わない。
だがワンピースという世界観と物語をベースに、キャラクターと仲間との絆がすでに構築されているのに監督の独断で変な方向に走りまくっていた。
まず麦わらの一味は喧嘩をすることはあるがここまで険悪にならないし、なったとしてもこんなズルズルネチネチ引きずらない。たしかにウォーターセブン編のようにどうしようもない譲れないことがあってぶつかったことはあるが、ナミが事故で離脱したウソップを見捨てたと言って責め立てるのはひどいキャラ変だしちゃんと戻って助けたことに関して怒りが優先されている。こんなのは細田守のオリキャラでも作ってそのキャラにさせておけばいいのになぜワンピースで賢い枠のナミにやらせる?
あとゾロとサンジはたしかに仲が悪いが、ここまでネチネチと酷くはない。やるなら子供の喧嘩並みにボカスカ殴り会うようなギャグで済ませるべき。ここに細田守のお得意のリアルさは必要ない。
しかもサンジがナミに暴言っぽいセリフがあったのはナンセンス。ちゃんと原作を読み込んでいるのかも懐疑的になる。
そしてこんなことになっているのに船長のルフィになにもさせない。ルフィは船長として一味をまとめ上げることが何度も物語であったのに、ギクシャクしている現状を打破させない、ていうかわかってないまま、アフターケアなし、下手したら無能に見える。作り方が下手なのか?と疑うレベル。
そしてこんなに引っ掻き回しておいて最後は敵を倒してふらっと復活した仲間が喧嘩していなかったかのようにな〜んにもなかったかのように仲良く話しながら、満身創痍のルフィに「何寝てんだ?」だと。初見の人が見たらこんな呑気なクルーを見たら嫌いになるぞ?
聞いた話では細田守が自分の体験をストーリーに反映させたとか。現実で起こったチーム崩壊のエピソードを麦わらの一味で作ったとか。しかも終始ギャグやコメディにしようとしたスタッフの意思を聞かずに独断で最後はダークな展開にしたとか。
ふざけないでほしい。ワンピースはチームワークのお話でもある。それを自分が体験した辛いことを押し付けないでほしい。そういうのは自分のオリジナルの映画でやっておいて。
どうせ、麦わらの一味という仲良しが内部崩壊したら見てる人たちもドキドキハラハラするだろうと浅はかな考えだったと思うが、長年のファンからしたらキャラ変されたキャラや暴走するオリキャラを見ていると不快以外の何物でもない。
オマツリ男爵というキャラが立って強くて面白い戦い方をするボスキャラもいるのに。ムチゴロウなんか最高だった。前半は面白いのに後半が後味悪いのが作り方と方向性を大きく変えたという話を聞いてなんとなく納得した。
もっと現実でもチームというものが何なのかというものを学んでから原作がある作品の監督を引き受けるべきだった。
デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲームは良作だっただけに本当に残念な作品。
細田守監督が監修とのことでしたが、終始不穏な雰囲気でした。
普段のワンピースを見ている方には新しくて面白いかも。
2022年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
出だしがやや冗長だが話に動きが出てからはなかなか良い。その冗長さも後半と落差をつけるための仕掛けだと思うのでそこまで悪くは感じない。この作品は幼少期は見ておらず大人なってから見たが演出は不気味で確かに怖い。オマツリ男爵もリリーも絶対的な悪では無いだけに逆に狂気を感じる。バトルを期待する物足りなく感じる方もいると思うが、映画としてはストロングワールドなどよりも展開が読めず楽しめると思う。時間の都合上仕方ないと思うがラストにもう少し普段の冒険に戻るようなシーンがあればより自然にワンピースの映画として楽しめる人が増えるのではと思う。
最新作のフィルムレッドはこの作品をワンピースっぽくブラシュアップした作品に感じた。