惑星大怪獣 ネガドン

劇場公開日:

解説

実写映像を一切使用せず、すべてをCGだけでつくり上げた異色の怪獣特撮映画。若手映像クリエイターの粟津順監督が、音楽と声優以外のすべてを一人で手掛けた。全編が3DCGによる制作でありながら、1950年代のフィルム画質を彷彿させる独自の映像エフェクト「粟津フィルター」の開発や、特撮映画におけるミニチュア使用の撮影方法の再現など、各所に数々の特撮映画へのオマージュが込められている。

2005年製作/25分/日本
配給:コミックス・ウェーブ
劇場公開日:2005年11月5日

ストーリー

昭和百年。人類の脅威は宇宙から来る…。昭和百年を迎えた近未来。世界の人口は100億を超え、資源探求のための宇宙開発事業「火星テラフォーミング計画」が国際規模で進行していた。ロボット工学の権威・楢崎龍一は、かつての研究助手・吉澤に、ロボット研究の再開を依頼されるが隠遁生活のなか科学の誤用も懸念し、その申し出を断る。そんな中、火星より帰還途中の宇宙船貨物「いざなみ」が日本に墜落。落下した「いざなみ」に積載されていた怪獣ネガドンが墜落現場から覚醒。ネガドンは強力な破壊能力を有し、首都東京に向け侵攻する。人間の放つ攻撃をいとも簡単に打ち砕くネガドン。その模様をつぶさに映し出すTV映像を見つめる楢崎の脳裏に、事故で亡くした娘・恵美との約束が蘇る。「ロボットが人類の為に活躍する未来を創るのが、父さんの夢だ」。亡き娘との約束、そして科学と人類の未来を守るため、楢崎は立ち上がる。彼が向かった先は、彼自身が科学の結晶をかけ作り出したロボット・MI-6(ミロク)二号機。かくして、楢崎操る巨大ロボットMI-6二号機と、宇宙怪獣ネガドンの天地をも揺るがす壮絶な死闘が始まった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
粟津順
原作
粟津順
音楽
寺沢新吾
音響効果
寺沢新吾
ナレーション
貴志昌文
その他
粟津順
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映画レビュー

3.0ひとりでできるもん!

2022年6月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

監督が音楽と声優以外の全てを務めたフルCG短編怪獣映画

火星の地中で眠っていたクラゲ型怪獣ネガドン
火星開発の爆発で地表に現れたネガドンは貨物宇宙船イザナミに運ばれて地球へ
イザナミの墜落で目を覚ましたネガドンは光線を出すなど地球で暴れる
一方でロボット工学の権威楢崎龍一博士は10年前の事故で娘を亡くしすっかり気力を無くしていた
ネガドンの登場で楢崎博士は奮い立ち未完成の人間型汎用歩行重機MI-6二号試作で乗り込みネガドンと戦う

こういう試みは嫌いじゃない
チャレンジ精神に拍手を送りたい
だが人くらいは生身の俳優が芝居した方がいい
龍が如くじゃあるまいしPSとかでいいよ
なんか冷たい感じがする

ストーリーはとても単純

それにしても昭和100年ってなんだよ
昭和天皇ずいぶん長生き
古代の天皇みたい

東京26区も気になる

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野川新栄
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