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劇場公開日:2004年12月25日
解説
登校拒否の女子高生が、ませた男子小学生とエロチャットのバイトを通して、再生、成長していく姿を描いた青春ドラマ。監督は、本作が初の劇場用作品となる片岡K。第38回文藝賞を受賞した綿矢りさによる同名小説を基に、「恋文日和」の大森美香が脚色。撮影を『全国制覇テキ屋魂 第二章 鰯神社と恋吹雪』の池田英孝が担当している。主演は、「あずみ」の上戸彩と「ハウルの動く城」の神木隆之介。第17回東京国際映画祭コンペティション部門出品、文化庁支援作品。
2004年製作/94分/PG12/日本
配給:角川映画=エンジェル・シネマ
劇場公開日:2004年12月25日
ストーリー
人生の目標を見出せない17歳の女子高生・朝子。遂に頭の中がエラーを起こしフリーズ状態になってしまった彼女は、唯一の話し相手である妄想の中の青年・コウイチのアドヴァイスで学校に行くという習慣を捨て、ついでに部屋の物を全部捨てた。それから数日後、朝子は彼女が捨てたパソコンを拾い、アプリケーションをインストールし直した小学生・かずよしに、彼の部屋の押入れの中で午前10時から午後2時まで、ケータイ・サイトで知り合った風俗嬢・雅に代わって男たちとHな会話する、エロチャットのバイトの誘いを受ける。始めこそパソコンの操作やその内容に戸惑っていた朝子だが、様々な男たちとチャットするにつれ、エロの世界の奥深さに次第にハマっていくのであった。だが、終わりは突然やって来た。パソコンがウイルスでクラッシュし、かずよしの継母・かよりにふたりで押入れにいるところを見つかったのだ。こうして、現実の世界に引き戻された朝子は、しかしヴァーチャルな世界ではなく直接誰かと触れ合いたいと思えるようになり、実は事故で亡くした恋人だった妄想の中の青年・コウイチとの別れも決意し、学校生活へと戻っていくのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 片岡K
- 脚色
- 大森美香
- 原作
- 綿矢りさ
- 製作
- 黒井和男
- プロデューサー
- 佐藤直樹
- 有重陽一
- 撮影
- 池田英孝
- 美術
- 磯田典宏
- 音楽
- Rita iota
- 音楽プロデューサー
- 岩井健郎
- 録音
- 郡弘道
- 音響効果
- 斎藤昌利
- 照明
- 後藤謙一
- 編集
- 大森晋
- 衣装デザイン
- 塚本志穂
- 助監督
- 増田伸弥
- 桜井智弘
- 森田純平
- スクリプター
- 市川桂
- スチール
- 山本千里
- 特撮助監督
- 高山滋史
- その他
- 天野ゆに子
- 由里敬三
- 原田学
- 黒須信彦
- 湯原隆幸
- 中尾哲郎
- 松迫由香子
- 廣部琢之
- 安井美紀子
- 石原清行
- 安村重幸
- 鈴木径男
- 北川光秀
- 橋口一成
- 古賀誠一
- 田中敏雄
- 吉崎秀一
- 佐原敦史
- 森保夫
- 柳慎二
- 大野丈晴
- 羽鳥博幸
- 宇田川幸夫
- 高見澤利光
- Rita iota