ロスト・バイ・デッド

劇場公開日:

解説

塚本晋也監督作品「バレット・バレエ」で映画初出演した辻岡正人の、初監督作品。塚本晋也の映画作りを間近にみた18歳の辻岡は脚本を書き始め、たった4人のスタッフとともに、22歳で作品を完成させた。過剰な暴力に満ちた10代の若者たちの姿が、ざらついた質感で描かれる。

2002年製作/日本
配給:辻岡プロダクション
劇場公開日:2003年8月30日

ストーリー

地球が張り裂けそうな夜。ロックバンドのボーカリスト・アキラ(辻岡正人)の身勝手が、恋人の真理を自殺においこんだ。からっぽになった心と体を埋めようと、アキラは暴力にまみれ、周囲の人間を傷つけていく。ついにアキラはドラッグに手を出しはじめ、彼のファンである加奈(板谷光子)はアキラを支えようとするが、精神はパンク寸前だった。自殺した真理に人知れぬ想いを抱いていたアキラの親友・真矢(大澤真一郎)は、アキラへの憎悪を殺意へと高めていく。アキラは暗闇をさまよい続ける。加奈も真也もバンド仲間もまきこんで、行き場のない想いを抱き、けっして戻ることのない時間を求めてアキラは悲鳴をあげる。朦朧とする意識の中、自殺した真理の思い出がアキラの脳裏に甦る……

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