宇宙戦士バルディオス
劇場公開日:1981年12月19日
解説
愛し合いながらも、敵対しなければならない運命にある男女を描く。酒井あきよしの同名の原作のアニメーションで、脚本は酒井あきよし、首藤剛志、筒井ともみの共同執筆、監督は鳥海永行がそれぞれ担当。
1981年製作/118分/日本
配給:東映
劇場公開日:1981年12月19日
ストーリー
S-I星、二三五〇年。放射能に汚染された星から脱出しようとする軍部と、星を浄化しようとする化学者グループが対立していた。そんな中で、青年マリンと女性親衛隊長アフロディアは出会い、お互いに心を惹かれた。数日後、化学者であるマリンの父が軍に殺され、敵兵をマリンは殺した。そこへアフロディアがやって来た。殺された兵は彼女の弟だった。父、弟を失ったマリンとアフロディアは、愛し合いながらも肉親の仇となってしまった。戦いは泥沼化、マリンは宇宙艇で逃げるがブラックホールに飲みこまれ、二一〇〇年の地球に辿りついた。マリンの後を追ったSーI軍部は美しい地球を第二の故郷にしようと攻撃をかける。地球人として戦うマリン。そこで、彼を追って来たアフロディアと再会するマリン。お互いに、燃える憎しみで相手に銃を向けるが撃つことはできない。地球軍とS-I星の戦い、そして二人の愛はクライマックスに向っていく。