不確かなメロディー

劇場公開日:

解説

ロックアーティスト・忌野清志郎率いるロックバンド“ラフィータフィー“の、2000年ライヴ・ツアーに密着したドキュメンタリー。監督は、本作が初監督作となる杉山太郎。撮影を「HYSTERIC」の斎藤幸一、杉山監督らが担当している。DVキネコ作品。

2000年製作/93分/日本
配給:アースライズ
劇場公開日:2001年3月10日

ストーリー

2000年5月、デビュー30周年を迎えた忌野清志郎は“ラフィータフィー“のメンバーを引き連れて“マジカデ・ミル・スター・ツアー2000“に出発した。青森から鹿児島まで、マイクロバスでおよそ1ヵ月、15ヵ所のライヴハウスを回る長旅だ。温泉や居酒屋でのメンバー同士の交流、ベンチャーズに影響され始めた音楽のこと、RCサクセション結成と迷走時代、新生RCとラフィータフィー結成など、清志郎が自身の半生を振り返るインタビュー、そしてメンバーが語る清志郎のエピソードなどが、ライヴ映像の合間に展開していく。やがてツアーも終わり、清志郎は懐かしい東京の町に帰って来る。そして、いつかまたツアーに出ることを夢見るのであった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
企画
利倉亮
佐藤俊行
プロデューサー
利倉亮
小山哲
制作
山田剛史
撮影
斎藤幸一
杉山太郎
小山哲
徳光哲也
主題歌
ラフィータフィー
音響デザイン
沼田和夫
編集
桐畑寛
杉山太郎
ポストプロダクションプロデューサー
金子尚樹
VE
戸田義彦
アシスタントプロデューサー
竹内宏子
ナレーション
三浦友和
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映画レビュー

3.0ぼくの好きなバンドマン。

2019年7月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

幸せ

2000年に行われた、忌野清志郎率いるバンド「ラフィータフィー」の全国ライブハウスツアーに密着したドキュメンタリー映画。 高速のサービスエリアで1000円で売っていたので、購入してみました。 この映画の存在すら知らなかった全くの初見です。 忌野清志郎については、彼が亡くなった時に出たベスト盤を聴いて痺れ、ファンになりました。 とはいえ全てのアルバムを聴いたわけではない、いわゆるにわかファンです。そういう人間のレビューです。 2000年のドキュメンタリーなので、清志郎が死ぬ10年前。50歳手前くらいの年齢の映像なんですね。 ライブでの彼の表情が素晴らしい!羅刹の様な荒々しい怒りの表情を見せたかと思えば、太宰治の様な寂しげな哀情を見せる。 ポジティブな楽曲をプレイ出来るアーティストは多くいますが、彼の様に人間の哀しみを表現出来るアーティストはほんの一握りなのでは? 余談ですが、これを観るまで武田真治が忌野清志郎と一緒にツアーをしていたとは知りませんでした。(まだ筋肉キャラじゃない笑笑) ツアーの合間のプライベートな姿には「ロックンローラー」忌野清志郎ではなく、「人間」忌野清志郎を見ることができ、普段は物静かで哀愁漂う感じの人なんだなぁと知ることができました。 作中の楽曲はどれも素晴らしいですが、特に激しくロック調に演奏する「君が代」はウッドストックでのジミ・ヘンドリックスを彷彿とさせる名演。 個人的に一番好きなのは「水の泡」という楽曲でした。エンディングにふさわしい名曲。ロックの中にしっかりとした文学が入っています。 忌野清志郎に興味がない人が見ても面白くないかもしれませんが、清志郎を好きな人、又は武田真治のファンにはオススメです!

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たなかなかなか

5.0ロックの神様

2016年12月21日
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興奮

幸せ

やっぱり、カッコいい

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Isa

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