NO SURRENDER 自分にたどり着くまで Boxer 飯泉健二

劇場公開日:

解説

網膜剥離で引退を余儀なくされたボクサー、飯泉健二の、復帰を賭けた不屈の挑戦をとらえた長篇ドキュメンタリー。監督は、本作が初の劇場用作品となる永伊智一。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。

2001年製作/88分/日本
配給:グループ現代
劇場公開日:2001年3月31日

ストーリー

正攻法なファイトで人気、実力共に兼ね備えたフェザー級ボクサー、飯泉健二。1984年のデビューからたった2年でチャンピオンの座についた彼は、しかし世界の舞台が見え始めた矢先の89年、網膜剥離に見舞われ、JBC(日本ボクシングコミッション)にボクシングライセンスを剥奪されてしまう。ところが、飯泉はカムバックを夢見て、以前と変わらぬトレーニングを再開。97年、漸くIBFという新興の団体が、彼の復帰戦を約束してくれた。だが、JBCがIBFを認可していないことから、そのリングに上がることは日本のボクシング界からの永久追放を意味していた。しかし98年1月、飯泉は迷うことなく9年振りにリングに立ったのだ。相手はインドネシア2位の実力を誇るスラヤ・ケラン選手。不足は無い。結果は飯泉の2ラウンドTKO勝ち。試合の内容には満足出来なかった飯泉だが、こうして9年間の孤独な戦いに決着をつけた。しかし、彼の戦いは終わった訳ではない。次のファイトへ向けて、Keep on Attacking!

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