蘇える金狼(1979)

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

「最も危険な遊戯」「処刑遊戯」の松田優作と村川透監督のコンビで、大藪春彦の同名小説を実写映画化したハードボイルドアクション。29歳の平凡なサラリーマン・朝倉哲也は、夜になるとボクシングジムで身体を鍛え上げ、自身が勤める大企業・東和油脂を乗っ取る野望に燃えていた。ある日、銀行の現金輸送車を襲い9000万円の強奪に成功した彼は、その金を安全な紙幣に変える過程で入手した麻薬を用い、上司の愛人である京子を手なずける。京子からの情報で会社の汚れた内部事情を把握し、邪魔者を次々と消していく朝倉だったが……。

1979年製作/131分/日本
配給:東映
劇場公開日:1979年8月25日

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(C)KADOKAWA 1979

映画レビュー

5.0昭和ハードボイルドの最高峰!

2024年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

知的

タイトルのハードボイルドだけでなく、松田優作の主演、角川映画
黄金期の最高峰と言っていい!!
今の男として好まれるのは「イケメン」「優しい」「安心感」という者だが、
かつてはハードボイルドの「強面」「危険」「冷徹」が好かれる時代が
あった… 今は、それらは好かれず拳銃をブッぱなす事にも
リアリティーが無い… よって、それらの映画やTVドラマが作れずに
石原事務所は倒産になったのだが…
時代錯誤を嘆いても仕方がない。
要は「危険な強い男」としての最高峰で、松田優作という俳優は
存在していた。 日本の映画史上に最も走る姿がカッコいい男で
あるとも…
自分一人が全て欲しい物を得る為に、何の手段も選ばないという
やはり現代ドラマの「強さもほどほどに」な男とは対照的だ。
最後はネタバレになるので詳しくは書けないが、その冷たい
ハードボイルドに相応しい末路とだけ言っておく…
ただし若い映画ファンに一つだけ、最後の「1999年産・ナポレオンの
ワイン」というのは、この映画が公開されたのは1979年で、
何で主人公が1999年産のワインを求めているのか?
…ということ。

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777

3.5仙台日之出スカラ座で鑑賞

2024年5月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

松田優作はやはりカッコイイ

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ムーラン

2.5会社の乗っ取りをたくらむというから、知能犯かと思いきや、ヤクザ同然...

2024年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

会社の乗っ取りをたくらむというから、知能犯かと思いきや、ヤクザ同然のアウトローだったので期待が外れた。

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省二

3.0そんなサラリーマンは居ませんけど

2024年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

成田三樹夫さんの名演技、刑事コロンボの声優・小池朝雄さんの悪役となつかしさ満開の映画でした。今鑑賞すると村川透監督の作品って、ラストシーン毎回似ている様な気が。

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aki007

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