世にも奇妙な物語 映画の特別編
劇場公開日:2000年11月3日
解説
人気テレビ・シリーズ『世にも奇妙な物語』の劇場版で、テレビでは製作が不可能だった4つのエピソードで構成されたオムニバス・ドラマ。第一話「雪山」の監督を「催眠」の落合正幸、脚本を『ショカツ』の鈴木勝秀と落合監督、撮影を「ピンチランナー」の藤石修、第二話「携帯忠臣蔵」の監督を「GTO」の鈴木雅之、脚色を「踊る大捜査線」の君塚良一、撮影は「メトレス」を栢野直樹、第三話「CHESS」の監督を映画初演出となる『恋愛詐欺師』の星護、脚本を『世にも奇妙な物語/パパラッチ』の中村樹基と星監督、撮影を「押切」の高瀬比呂志、第四話「結婚シミュレーター MARRIAGE SIMULATION SYSTEM」の監督を「白鳥麗子でございます」の小椋久雄、脚本を『世にも奇妙な物語・春の特別編/記憶リセット』の相沢友子、撮影を「世にも奇妙な物語/雪山」の藤石修がそれぞれ担当しており、またエピソードの前後に挿入される「ストーリーテラー」の監督に「世にも奇妙な物語/携帯忠臣蔵」の鈴木雅之、脚本に「ラヂオの時間」の三谷幸喜、撮影に「世にも奇妙な物語/CHESS」の高瀬比呂志があたっている。また、それぞれの主演は「クロスファイア」の矢田亜希子、「新選組」の中井貴一、「御法度」の武田真治、「CAT'S EYE」の稲森いずみ。そして、ストーリーテラーに「丹波哲郎の大霊界2 死んだらおどろいた!!」のタモリ。
2000年製作/130分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2000年11月3日
ストーリー
深夜の郊外の駅。突然の土砂降りで待合室に足止めされた6人の男女は、退屈しのぎにひとりの紳士の話に耳を傾ける。「雪山」ジャンボ機が雪山に墜落し、美佐を含む生存者4名は山小屋へ逃れた。飢えや寒さ、睡魔と戦いながら5分交代で眠ることにした彼らは、やがて異変に気づく。山小屋には、4人の他にもうひとり誰かいるらしいのだ。途中、置き去りにせざるを得なかった美佐の友人・麻里なのだろうか? 言いようのない恐怖が山小屋を包み、そのうちひとりまたひとりと殺されていく。そして、美佐はその犯人が麻里の服を着た自分だと知る。とその時、救助隊が到着した。だが、そこに山小屋はなく累々と死体が横たわっており、その傍らに麻里の遺体があった。「携帯忠臣蔵」ある日、大石内蔵助は携帯電話を拾った。未来からかけていると称する電話の主は、吉良邸討ち入りの事実を確認する為に内蔵助に電話してきたと言うのだ。出来ることなら血生臭い討ち入りなどせず、愛人のかると穏便に暮らしたいと思っていた内蔵助。初めはあやふやな返事を繰り返していた彼は、しかし未来では自分が有名人であることを聞かされると、遂に討ち入りを決意するのであった。そして、未来の研究員も討ち入りが歴史上の事実であったことを認識する。「CHESS」コンピューターとの戦いに敗れて以来、チェスの世界から離れ不遇の日々を送っていた元世界チャンピオンの晃は、ある日、大金持ちの老人にチェスの対戦を申し込まれる。初めは全くやる気のない晃だったが、そのチェスは現実の世界を盤にして、実際に人間が殺し合う狂気のゲームだったのだ。しかも、晃の駒は全て彼の知人で構成されていた。それを知り、ゲームに真剣に臨む晃。だが、クイーン=妻の危機にキング=晃は、ゲームの負けを覚悟で彼女を守る。とその時、観戦者たちから拍手が起こった。実は、全ては晃を立ち直らせる為のショック療法だったのだ。「結婚シミュレーター MARRIAGE SIMULATION SYSTEM」映画館の前でドラマのような出会いをし、結婚することになった千晴と有一。ラヴラヴなふたりは、ヴァーチャルで結婚生活を疑似体験出来る、結婚式場の新サービス”結婚シミュレーター“を申し込む。ところが、いざシミュレートしてみると、いくつもの問題が出てきて、やがてふたりに離婚の危機が訪れる。しかし、間違って配送された結婚式場のオプション・サービスのヴィデオレターを見たふたりは。シミュレートを終えた千晴と有一。ふたりは、結婚の意志を固め帰って行く。「ストーリーテラー」話を終えた紳士。雨も上がり、人々は家路につく。だが、観客の”もっともっと“という期待に、紳士は再び話を始める。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 鈴木雅之
- 落合正幸
- 星護
- 小椋久雄
- 脚本
- 三谷幸喜
- 鈴木勝秀
- 落合正幸
- 中村基樹
- 星護
- 相沢友子
- 脚色
- 君塚良一
- 原作
- 清水義範
- 製作統括
- 島谷能成
- 高野力
- 武政克彦
- 市村佳生
- 豊忠雄
- 企画
- 河村雄太郎
- 石丸省一郎
- 植原正人
- 製作
- 宮内雅喜
- プロデューサー
- 小牧次郎
- 石原隆
- 岩田祐二
- 井口喜一
- 手塚治
- 撮影
- 高瀬比呂志
- 藤石修
- 栢野直樹
- 美術
- 清水剛
- 吉田孝
- 装飾
- 鈴村高正
- 音楽
- はい島邦明
- 佐橋俊彦
- テーマ音楽
- はい島邦明
- 録音
- 小野寺修
- 横野一氏工
- 音響効果
- 志田博英
- 小川高松
- 渡部健一
- 照明
- 本橋義一
- 粟木原毅
- 長田達也
- 編集
- 田口拓也
- 深沢佳文
- 山本正明
- 衣裳
- 二宮義夫
- 稲毛英一
- 立津みゆき
- 森護
- 片山郁江
- 川崎健二
- 内海真敏
- 選曲
- 浅梨なおこ
- アソシエイト・プロデューサー
- 瀧山麻土香
- 関口大輔
- ラインプロデューサー
- 廣瀬雄
- 塚田英明
- 制作主任
- 吉岡享
- 金子堅太郎
- 山本吉鷹
- 木村義明
- 岩本勤
- 制作担当
- 市村智保
- 田島英憲
- 助監督
- 加門幾生
- 杉山嘉一
- 南光
- 七字幸久
- スクリプター
- 天池芳美
- 田中小鈴
- 坂本希代子
- スチール
- チャールズ村上
- 特殊効果
- 奥田悟
- 南好哲
- 亀高田裕
- 津川達郎
- 保倉一郎
- CGテクニカルディレクター
- 田口健太郎
- 特殊メイク
- 和田卓也
-
ストーリーテラータモリ
-
大学生風の青年山本耕史
-
ロッカー風の青年佐藤隆太
-
サラリーマン風の男相島一之
-
カップルの男正名僕蔵
-
カップルの女岩崎道子
-
老人谷津勲
-
木原美佐矢田亜希子
-
結城拓郎鈴木一真
-
真辺春臣宝田明
-
山内義明大杉漣
-
近藤麻里中村麻美
-
救助隊員石橋祐
-
救助隊員小西崇之
-
救助隊員藤田正則
-
真辺の妻浅川綾
-
乗客河合杏奈
-
大石内蔵助中井貴一
-
かる奥菜恵
-
りく戸田恵子
-
男八崎智人
-
大石主税勝地涼
-
原惣右衛門酒井敏也
-
堀部安兵衛成田浬
-
上野喜六木村靖司
-
幕府役人小林すすむ
-
赤穂浪士山崎満
-
赤穂浪士川屋せっちん
-
赤穂浪士松田直樹
-
赤穂浪士田鍋謙一郎
-
赤穂浪士石川栄二
-
赤穂浪士松原裕二
-
赤穂浪士西村龍弥
-
赤穂浪士池田謙治
-
赤穂浪士小峰隆司
-
遊女吉村美紀
-
遊女山下由起子
-
吉千代森田直幸
-
くう藤原真季子
-
発掘調査隊ビニー・マーチン
-
発掘調査隊マーク・リチャード
-
発掘調査隊アリ・アマド
-
加藤晃武田真治
-
老人石橋蓮司
-
友田誠一甲本雅裕
-
加藤クミ岡元夕起子
-
白いシャツの男吉田朝
-
黒衣の看護婦川合千春
-
叫ぶ女北原奈々子
-
黒スーツの男樅木英介
-
黒スーツの男照英
-
無気味な少年杉山愛國
-
黒服の男谷畑聡
-
司会者アブドル・フェズ
-
技術者リック・ブルマー
-
技術者アナトリ・クラスノフ
-
高城千晴稲森いずみ
-
徳永有一柏原崇
-
結婚式場担当者郷田ほづみ
-
高城小夜子益戸育江
-
有一の母芽島成美
-
医師浅野和之
-
カップルの男北村有起哉
-
カップルの女小西真奈美
-
徳永有太郎宮本聖地
-
徳永有太郎佐藤良
-
徳永有太郎高橋嶺臣
-
徳永有太郎宮谷千尋
-
徳永有太郎南部龍星
-
オペレーター嶋田豪
-
オペレーター西川方啓
-
友人
-
同僚晴香
-
友人
-
同僚今井隆
-
友人
-
同僚村田暁彦
-
友人
-
同僚関口あきら
-
友人
-
同僚中島美奈
-
友人
-
同僚高木珠里
-
友人
-
同僚林伸子
-
友人
-
同僚山崎愛子
-
野球中継アナ三宅正治