最も危険な遊戯

劇場公開日:1978年4月8日

解説

策略、陰謀が展開する財界組織の恐しさを知りながらも、なお果敢に挑戦を試みる男の姿を描く。脚本は「惑星大戦争 THE WAR IN SPACE」の永原秀一、監督は「哀愁のサーキット」の村川透、撮影は仙元誠三がそれぞれ担当。

1978年製作/89分/日本
配給:東映
劇場公開日:1978年4月8日

あらすじ

日本の財界の大物達が相次いで誘拐されるという事件が起こるが、犯人が複数である事以外、手がかりは一切つかめない。東日電気社長の南条信隆も強引に誘拐された。東日電気会長の小日向は鳴海昌平を呼び、誘拐された南条社長の救出を依頼する。南条は小日向の娘婿でもあり、謝礼は五千万円という事だった。小日向の話によれば、南条誘拐は単なる身代金めあての事件ではなく、ある巨大なプロジェクトによる東日グループ壊滅の陰謀であるという。折から、防衛庁の第五次国防計画の最新防空警戒システム導入問題で、東日グループと五洋コンツェルンが激しく競い合い、東日グループに受注を要請する事に決定したため、五洋側は政界の黒幕・足立精四郎を抱き込んで反撃に出た。鳴海は居郷の愛人である杏子の居所をつきとめ、彼女を連れ出す。杏子から南条が監禁されている精神病院を聞き出し、完全武装して潜入した鳴海は、凄まじい銃撃戦の末、居郷を射殺し、南条を救出したが、桂木という射撃の名手に肩を射たれたうえ、南条を射ち殺された。鳴海は再び、小日向から足立精四郎を射殺するよう要請を受ける。足立追跡を始めた鳴海の前に、警視庁特捜部の桂木が立ちはだかった。鳴海は五洋側の背後に思いもよらぬ巨大な敵のいる事を知る。鳴海は高級クラブのママ・綾乃から足立の潜む寺に案内され、彼を射殺する。警察に包囲されながらも、逃げ切った鳴海がマンションに戻ると、桂木が杏子を人質にして、車で逃亡する。いつしか杏子を愛し始めていた鳴海は追撃のすえ、桂木に憎しみの銃弾を浴びせ、杏子を無事に救出した。数日後、射殺したはずの足立が生存している事を知った鳴海は、再び足立の命を狙って、行動を開始する。足立は替玉を使っていたのだった。綾乃の行動を不審に思った鳴海は、彼女に銃口をつきつけ、想像を絶する敵の勢力に、狐独な挑戦を試みるのだった。

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映画レビュー

3.0野性

2025年6月28日
iPhoneアプリから投稿

ストーリーはよくわからないところがあるが、松田優作のかっこよさを見る映画。手足が長くて走っても転げてもかっこいい。イケメンの俳優はたくさんいるけど、こんなに野性味のある人が今いるだろうか。松田優作じゃないと成り立たない映画。

コメディとハードボイルドをうまく混ぜたかったんだろうけどまだうまく行ってない模様。

女性の扱いがとにかくひどい。新人の子は大丈夫だったのだろうか。その後名前も聞かないが…。ロマンポルノかってくらいおっぱいが出てる。パトカーの中でも出てる。

音楽は大野雄二、助監督は崔洋一
麻雀のシーンになぜか内田裕也がいる(クレジットなし)
麻布あたり(六本木ヒルズのあたり?)がまだ古い家屋と空き地だらけ。川は目黒川かなあ?

仁義なき戦いとかの後にこれがあると思うと、興味深い。大久保さん(内田朝雄)が黒幕役。

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hyvaayota26

3.0ザ・松田優作

2024年6月17日
PCから投稿

非常に 松田優作らしいキャラを演じている。そのキャラのおかげでやってることが理不尽でも、つっ込みどころ満載でも面白く見れてしまう。そこに美女と来れば1時間持つのは必然であろう。ピストルを装着するところの音楽の使い方が良かった。 やっぱり映画は音楽だわ。ただ、終盤はちょっと持たなかった・・主人公の動機とか情熱とか、アイツは許せんとか、あのコを絶対守るんだとか・・そういうものが全然ないと盛り上がらんな。でもきっちり 早めに まとめちゃってるので良かった。映画は90分で良し。
ついでに 思ったことは 今こうしてみると 木村拓哉は松田優作の真似をしているね。同じような演技をしてみても木村拓哉がやるとおとなしくて上品で知的になっちまう。やっぱり松田優作は 唯一無二で良かったな。
女優さんはちょっと声の演技がひどかった。 もしかしてアトレコ かもしれない。 せっかく素晴らしい顔と素晴らしいスタイルをしているのにもったいない気もするが・・女優の魅力とはそういうとこじゃないのだろう。

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わしのネタを映画化せいや!

4.0松田優作の魅力を爆発させる そのためのストーリー、演出です それが何より優先される、そういう方針の映画だと割り切って観るべきです

2022年2月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1978年4月公開
低予算プログラムピクチャ専門の東映セントラルフィルムの旗揚げ第一作

東映本体との関係は、例えればユニクロとGUみたいな関係みたいなものとでもいいましょうか

本作の監督の村川透は元日活
1960年代は舛田監督などの下で助監督を務め、1972年に初監督作のロマンポルノで注目を集めたのですが日活を退社してしまいます
郷里に帰り数年のブランクの後日テレで「大都会 闘いの日々」で監督として復帰されます
その後東映セントラル、角川映画などで活躍されるのは御承知の通り

その村川透監督自身の、テレビドラマではない、映画の監督としての復帰第1作です

主演は松田優作
松田優作はテレビシリーズ「太陽に吠えろ」のジーパン刑事として1973年7月から主演し人気がブレイクしました
1974年10月の最終回での「なんじゃこりゃ!」の殉職シーンは半世紀も経つのに未だに語り草です

しかし松田優作は「太陽に吠えろ」以降、もう一つ精彩を欠いていました
主演映画も経験していたのですが今ひとつの印象しかないのです

松田優作と村川透監督の出会いは、その1976年1月から放映開始された「大都会」シリーズの時です

松田優作を映画のドル箱スターに押し上げたのは村川透監督です
本作からたったの2年半の間に、村川透監督、松田優作主演のコンビで5作も撮影したのです

最も危険な遊戯(本作)
殺人遊戯
蘇える金狼
処刑遊戯
野獣死すべし

テレビドラマでも、1980年の超有名な「探偵物語」の監督を数話ほど村川透監督が務められています

松田優作の筋肉はブルース・リーを思い出させますが、より厚みがあります
しかも絞られています
現代ならこのような肉体を作り上げる俳優はさほど珍しいことでもないでしょう
誇らしげにトレーニングを撮らせています
しかし当時の日本でここまで見せる筋肉の肉体を作った俳優は他にいませんでした
この筋肉は千葉真一を超えています
その筋肉、そして長い手足、しかも高身長
ぶっきらぼうな暴力的な話し方だけど、どこかおかしみがある雰囲気
今までにない新しい時代のヒーロー像です

この松田優作の魅力を爆発させる
そのためのストーリー、演出です
色々突っ込みどころは満載ですが、全ては松田優作という希有な素材を出し惜しみせずに使い切る
それが何より優先される、そういう方針の映画だと割り切って観るべきだと思います

村川透監督の演出は、かなり洋画ぽい映像です
伝統的な東映ヤクザ映画的な演出に引きずり込まれそうになるのを懸命に踏みとどまっているのが見て取れます
どこかでみたような洋画的構図が多用されます
ダーティハリーの引用が目につきました

従来の東映アクション映画が演歌か歌謡曲なら、本作にはニューミュージック的な趣があるのです
今風に言えばシティポップです

大野雄二の音楽がこの映画には、大変にマッチしておりこの音楽でなければ、せっかくの映像が活きなかったでしょう

エピローグの渋谷道頓堀のストリップ小屋のシーンで流れる音楽にニヤリとします
本作の前年の秋に公開された「人間の証明」のテーマを上手く大野雄二流にアレンジしてある曲でした

このOS劇場、実在のものです
いつの間にかなくなっていました

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あき240

0.5途中で見るのやめた。

2021年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

セリフや展開に安っぽさを感じて。

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くそさいと