やくざ番外地 抹殺
劇場公開日:1969年11月22日
解説
「傷害恐喝 前科十三犯」の山崎巌、西田一夫の脚本を「魔性の女」の柳瀬観が監督したシリーズ第二作。撮影は「さくら盃 仁義」の萩原泉が担当した。
1969年製作/84分/日本
配給:日活
劇場公開日:1969年11月22日
ストーリー
関西銀誠会々長、村島は勢力拡大に関東に手を伸ばし小田原の宇田組が狙われ、次に川崎の高見組がやり玉にあがった。組長高見は刑務所に入っていたが、幹部伊沢は銀誠会のいやがらせから組を守り抜いていた。一方宇田組の早川は、宇田の仇と村島を狙い傷つけてしまい、狙われる身となった。そんな時、出所してきた高見は銀誠会に買収された横浜の本波が仕向けた刺客に襲われたが、同心会の貝塚に助けられた。高見組にはいろいろな形で本波や銀誠会からいやがらせがあった。その最中、早川は高見にかくまわれた。本波からそのことを聞いた村島は高見に早川を出すか、銀誠会と手を結ぶかと迫った。高見は涙をのんで銀誠会と手を結んだ。それ以来、のさばり出した銀誠会と本波一家に怒りを爆発させた同心会の貝塚と寺坂は本波に襲いかかったが、返りうちにあってしまった。二人の死を知った高見は銀誠会が二人を殺したのも同然と思い、復讐を誓った。その頃、伊沢は本波を襲うが、中山・相原の拳銃に倒れてしまった。本波は関東同心会の三代目となり、銀誠会との血縁式が行われた。高見と早川は怒りに燃えてその会場に乗り込み、本波と村島を倒した。