マドンナのごとく

劇場公開日

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解説

広告代理店に勤めるキャリアウーマンと防衛大卒のエリート自衛官二人との激しくも切ない三角関係を描く異色ラヴストーリー。藤堂志津子原作の同名小説の映画化で、脚本は「日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群」の小倉洋二が執筆。監督は新人の門奈克雄。撮影は「飛ぶ夢をしばらく見ない」の姫田真佐久がそれぞれ担当。

1990年製作/104分/日本
配給:東映

ストーリー

優子は札幌の広告代理店に勤める35歳のキャリアウーマン。ある日、しんと静まった市立図書館を出ようとする彼女に見知らぬ男が声をかけてきた。潤一と名乗るその青年は、防衛大卒のエリート自衛官だった。こうしてキャリアウーマンと自衛官という異色の二人の交際が始まった。潤一も最初は優子を会社の前で待ち、マンションまで送るだけだったが、次第に二人の関係は深まっていき、お互いの職場の近くに部屋を借りて同棲するまでになった。その引っ越しを手伝った潤一の親友・郁馬も優子に会うまでは彼女のことを年増女と冷やかしていたが、実際に優子と会った郁馬はやはり彼女に秘かな思いを抱いてしまうのだった。一方、優子の上司であり、古くからの友人でもある松田は、潤一に「私のマドンナを大切に……」と意味ありげな挨拶をする。それだけ二人は10歳という年齢差を越えて誰もが羨む仲になっていたのだ。だが、潤一は優子に夢中になるあまり、訓練に集中できず、自らの率いる隊を全滅させてしまう。責任感の強い潤一は、それによって富士学校への研修を申し出て、優子の前から姿を消してしまう。はじめは“新種の男遊び”だと割り切っていたはずの優子は大きく傷ついてしまう。そして二人の愛の巣も引き払ってしまい、いつしか郁馬がそんな優子の心の支えになっていた。だが、郁馬も潤一と同様にその愛の重さに耐えられなかった。やがて潤一が研修から戻り、二人は優子に三人で愛を築こうと提案する。優子も最初は戸惑うが、こうして三人の奇妙な愛の生活は始まるのだった。

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