ぼのぼの
劇場公開日:1993年11月13日
解説
ラッコの子供ぼのぼのと、彼を取り巻く森や海の動物たちの世界を描く、いがらしみきお原作(竹書房・刊)のロングセラー人気漫画の初のアニメ化。いがらしみきお自身が監督・脚本を手がけ、原作の持つ微妙な“間”と繊細なタッチをそのまま映画化した。
1993年製作/103分/日本
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1993年11月13日
ストーリー
ぼのぼの、シマリスくん、ぼのぼののお父さん、フェネギーくん、アライグマくん、ヒグマの大将、スナドリネコさん……いつもと変わらぬ森の動物たちとそののどかな暮らしだったが、その森めがけて、見たこともないデッカイ生き物がやってくるということを聞き、森じゅうは大騒ぎになる。みんなが慌てふためくのを楽しむアライグマくんだったが、そんな大きな生き物はピンとこないと少しも驚かないぼのぼのの様子に怒り沸騰し、ぼのぼのとシマリスくんを連れてそのデッカイ生き物を探しに行くことにするが、それはジャコウ牛だった。ぼのぼのたちは恐る恐る牛の行進を見守る。ヒグマの大将とスナドリネコさんの宿命の対決も、勝ち負けのつかないまま幕切れとなり、また森はいつもののどかな暮らしに戻る。だがぼのぼのたちは、何となく変わった自分を感じていた。