暴力戦士
劇場公開日:1979年10月6日
解説
六甲山のロックフェスティバルでトラプルを起こした敵対する二つのグループの男女が東京まで逃げ帰る姿を描く。脚本は「暴走の季節」の石井輝男と「トラック野郎 熱風5000キロ」の中島信昭の共同執筆、監督も同作の石井輝男、撮影は、「多羅尾伴内 鬼面村の惨劇」の出先哲也がそれぞれ担当。
1979年製作/86分/日本
配給:東映
劇場公開日:1979年10月6日
ストーリー
六甲山山頂でのロック大会は今、絶頂をむかえようとしていた。そのとき、東京から来ていた“ストリート・ファイターズ”と神戸最大の暴走グループ“ドーベルマン・キッド”の間で乱闘が起こった。警官が乱入し、その騒ぎの中、ドーベルマンのリーダー、ジミーの妹マリアとファイターズのリーダー、ケンの二人の手に手錠がかけられた。東京へ逃げるファイターズ。ケンは手錠で繋がれたマリアを連れていかねばならない。ドーベルマンに属する各グループはCB網で連絡をとりあってケンたちの行手をはばむ。野球のユニフォームを身にまとった“球殺団”や“口裂け女”などだ。警官もファイターズを待ちかまえている。いくつもの妨害を乗り越え、ケンたちはなんとか東京へ辿りついた。その頃には、ケンとマリアの間に、ほのかな思いが芽生えていた。しかし、兄ジミーのことを考えると、すなおにケンを受け入れられないマリア。そして、マリアの連絡でケンとジミーが対決することになった。未明の空、ビルの谷間、次々と現われる各グループ。ケンとマリアの澄んだ眼を見て全てを察したジミーは、トマホークを振り降し、二人を繋いでいた鎖を切断。ジミーに背を向けて歩き出すケン。ケンを追うマリア。二人の手首に、今度は真赤なスカーフがしつかりと結ばれていた。
スタッフ・キャスト
-
ケン田中健
-
マリア岡田奈々
-
ドン牛町田政則
-
ラビット今井久
-
タケシ今村薫
-
ナナハン貝ノ瀬一夫
-
アントニオ杉欣也
-
ヤマト大蔵晶
-
バロン田中隆
-
ウイスパー小泉博
-
C・Bトロ黒田努
-
ドーベルマン・キッド赤石富和
-
ドーベルマン・キッド新井映煕
-
ドーベルマン・キッド津山栄一
-
シャークV・赤シャツ星純夫
-
シャークV・赤シャツ荻原哲也
-
シャークV・赤シャツ大塚之裕
-
シャークV・赤シャツ菊池正隆
-
シャークV・赤シャツ今藤哲也
-
ボディペインティングの女広京子
-
ボディペインティングの女常夏ひとみ
-
ボディペインティングの女石川洋子
-
ボディペインティングの女白川絹子
-
ボディペインティングの女浅見美那
-
ボディペインティングの女坂本マリ
-
口裂け女唐須由利
-
口裂け女八杉雪季
-
口裂け女西久保美穂
-
口裂け女内藤綾
-
口裂け女関田恵子
-
口裂け女土井淳子
-
球殺団清水照夫
-
球殺団宮地謙吾
-
球殺団石井茂樹
-
球殺団原雅巳
-
球殺団南出知秀
-
球殺団羽田天夫
-
球殺団森田幸隆
-
球殺団村田雄浩
-
球殺団大熊英之
-
球殺団森塚登
-
球殺団村添豊徳
-
球殺団大島博樹
-
球殺団舟久保信之
-
三宮の警官亀山達也
-
ディスコのバンドザ・ベアーズ
-
人気ロック・グループARB
-
ジミー星正人