プライベート・レッスン(1993)

劇場公開日:

解説

美しい家庭教師と少年の恋を描く青春ドラマ。シルヴィア・クリステル主演の「プライベート・レッスン」のリメイクで、ハリウッド資本で日本人の俳優・スタッフによる製作となった作品。監督は「修羅の伝説」の和泉聖治。製作はベン・エフレイム。脚本はダン・グリーンバーグ。撮影は杉村博章。音楽はジョイ・カルボーン。主演はアイドルグループSMAPの稲垣吾郎、「金曜日の別荘で」のジョアナ・パクラ。

1993年製作/85分/日本・アメリカ合作
原題または英題:Private Lessons
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1993年3月6日

ストーリー

佐藤健(稲垣吾郎)はアメリカン・ハイスクールに通う父と二人暮しの一八歳の少年。父、武史(夏木陽介)は多忙で出張も多く、留守中は運転手の大場(柄本明)が世話をしてくれる。夏休みの間フランス語をマスターするように言われた健の前に、美しい家庭教師ソフィー・モーガン(ジョアナ・パクラ)が現れ、健は彼女に夢中になってしまう。しかし彼女は大場が一計を案じ送り込んだ女だった。健をドライヴに誘ったソフィーは彼を誘惑するが、彼女の行動は大場がすべて計画したことだった。いつしか純粋な健を愛し始めていたソフィーは、約束が果たせないなら金を返せと大場に脅迫される。心のおもむくまま自然に結ばれた健とソフィーだったが、数日後、二人の行為を撮ったビデオテープを手に、健は大場に五〇〇万円を要求される。健はそれに応じ、父の金庫から金を持ち出してしまう。そんな彼のもとへソフィーが訪ねてきた。彼女はルームメイトが事故に遭い、その治療費を得るため大場の計画に乗ったことを告白し、今は本気で健を愛していると語ると部屋を出ていった。健は一計を案じ、上京した大場の父(ハナ肇)に、健の父の車を持ち出して見栄を張る大場の姿をビデオで撮影して、大場からテープを取り戻した。そして夏が終わり、少し大人になった健はソフィーと別れるのだった。

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映画レビュー

2.5だからどーした?

2008年8月30日

悲しい

スペインの名匠ペドロ・アルモドバルの作品。

昏睡状態に陥ったダンサーの女を、事故前から盲目的に思い続けてきた介護士の物語。おすぎさんが絶賛してましたが、わたくしにはどこでどう感動したらいいのかわからなかった。わかる人がいたら教えてほしいくらい。

ここで描かれる愛が不滅の愛なら、誰だってそうすることが出来る。ようは限りなく自分の思いを最優先させてすっきりさせればいいのだ。実際は、いろいろな制約があって思い苦しむからこそ人を愛することが尊いものとなるのだ。独りよがりはいけません。

アルモドバルの作品は常に一般人にたいして敵意があるように感じる。天才的な才能を逆手に取ってるとしか思えません。

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あんゆ~る

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