ヒルコ 妖怪ハンター

劇場公開日:

ヒルコ 妖怪ハンター

解説

塚本晋也監督がデビュー作「鉄男」に続いて手がけた監督第2作で、諸星大二郎の漫画「妖怪ハンター」を沢田研二主演で実写映画化。新進気鋭の考古学者・稗田礼二郎は学界で注目を集めていたが、ある学説を唱えたことで異端視され、その存在はほとんど忘れ去られていた。そんな彼のもとに、義兄で中学校教師の八部高史から「古代人が悪霊を鎮めるために造った古墳を発見した」という内容の手紙が届く。自分の学説が証明されると考えた稗田は八部の家を訪ねるが、八部は生徒の月島令子とともに謎の失踪を遂げていた。2人を捜すため学校へ向かった稗田と八部の息子まさおの前に、恐ろしい妖怪ヒルコが出現。妖怪退治の武器を手に立ち向かう稗田たちだったが……。1991年の初公開から30年目を迎えた2021年7月、レストア&リマスター版が公開。

1991年製作/90分/日本
配給:マコトヤ
劇場公開日:2021年7月9日

その他の公開日:1991年5月11日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)KEIKO KUSAKABE・MAKOTOYA CO.,LTD/SHINYA TSUKAMOTO・KAIJYU THEATER ALL RIGHTS RESERVED. (C)2009 DAIJIRO MOROHOSHI/SHUEISHA

映画レビュー

3.5このチープさが1番怖い 。

2023年12月29日
iPhoneアプリから投稿

学校を舞台にした原作物のホラー作品。
その中身は、塚本晋也によるエイリアン2+遊星からの物体Xだった。

舞台は外界と遮断された無人の学校。
主人公2人は、センサーの鳴動を頼りに暗闇の中に潜む化け物を探す。
鳴動が早まる。
そこにいたのは人間の顔から昆虫の足を生やしたおぞましい化け物だった。

このシチュエーション。
どこぞの怪談だったらネタとして見れるだろう。
でもこの映画、なにせ造形も演出も本気で怖いのだ。
だから映画として緊張感があって面白い。

間違いなく監督は遊星からの物体Xを本気でやりたかったんだろう。
人面蜘蛛の動きと造形、人間の頭部が分離するシーンのこだわりも尋常ではない。

更にシチュエーションはまさにエイリアン2だ。ここに更に和ホラーな要素が混ざり合っておどろおどろしさも増している。

低予算ながら、今見ても楽しめるエンタメホラー作品に仕上がってるのは流石だ。
同時代のゼイラムといい、この時代の作品は低予算でも果敢にハリウッドに挑んでいるのがまた良いのだ。

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ジョイ☮ JOY86式。

3.5ジュリーは美しい。

2023年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

ホラーというかギャグというかコメディーというか、、。
妖怪ハンターというアニメっぽい副題。
鍋と茶こしの装置とかキンチョールとか。やっぱりコメディー?
でも、、
用務員さんはカッコイイし、稗田の妻のエピソードはちょっと悲しい。

妖怪は気味悪く良く動いているし、肌感があって質量を感じて凄く良い。

最後、工藤君の産毛がキラキラしてて美しかった。

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くろすけ

4.0適度にホラー、適度にコミカル

2023年12月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

怖い

ネタバレ! クリックして本文を読む
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GMKゴースト

2.0妖怪退治にゃキンチョール

2023年3月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

単純

興奮

小学生の頃に劇場や深夜のTV放映で観ていたら怖かっただろうな、それ位で観に行った『孔雀王』を思い出す全体的な映像のLookがオドロオドロしい、蜘蛛になる姿は漫画の「ゴッドサイダー」みたいに小学生で衝撃を受けた何かしらの記憶が蘇るような感覚ヲ。

手の込んだ学園祭のお化け屋敷みたいで、説明の付かない小道具と邪魔に思える鞄、チャリ移動がウザったい、ヒロイン的扱いの月島がお世辞にも可愛くない、終盤に再登場する竹中直人の演技がウ○コを我慢しているようにしか見えない。

姿を現さない何かが迫り来る映像表現は塚本晋也の今も昔も変わらない所かと。

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万年 東一
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