ひばり十八番 弁天小僧

劇場公開日:

解説

瀬戸口寅雄の原作を、「緋鯉大名」の中田竜雄が脚色、「旗本退屈男 謎の幽霊島」の佐々木康が監督した娯楽時代劇。撮影は「百万両五十三次」の松井鴻。

1960年製作/73分/日本
配給:東映
劇場公開日:1960年1月3日

ストーリー

江の島、弁財天御開帳の当日、寺小姓の菊之助は、院主玄照和尚が私腹を肥やすための犠牲となり、人殺しの汚名をきせられ役人に追われる身になった。菊之助は江戸へ逃げ帰って、生みの母のおふじを頼った。しかし、おふじは菊之助にかけられた懸賞金ほしさにわが子菊之助を密告したのだ。ただ一人の肉親、それも実の母親に裏切られた菊之助は、世を呪い人を呪った。名を弁天小僧と改め、人生の裏街道を歩くことに決めた。--江戸の街では米が不足し庶民は生活苦の中にあった。この米不足は、呉服問屋浜松屋と、貸元安五郎、それに江戸入りした玄照和尚の三人の米の買占めによるものだった。時に、この町人に小判をばらまく義賊の一団があった。日本左衛門を頭とする、忠信利平・南郷力丸・赤星十三の四人組だ。弁天小僧菊之助は、彼らに拾われ、ご存知白浪五人男の誕生となった。浜松屋の用心棒として住みこんでいた利平の手引きで、弁天小僧を娘に仕立て、浜松屋へ乗りこんだ。「知らざあ言って聞かせやしょう……」弁天小僧の大芝居となった--。五人組は浜松屋から奪った大金を、町民にばらまいた。捕方に追われた五人組は、芝居小屋に逃げこみ、「白浪五人男」の一幕を披露、捕方をまいて逃げのびたのだった。

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