パンツの穴 本牧ベイでクソくらえ
劇場公開日:1990年3月24日
解説
遠い国へ旅立つことを夢見る少年とヤクザの父を持つお嬢様の青春模様を本牧を舞台に描く。雑誌『BOMB!』の同名人気コーナーをもとにした映画化で、脚本・監督は「SEXYダイナマイト マドンナのしずく」の石川均、共同脚本は「マドンナ 聖女ペッティング」の沢木毅彦、撮影は「童貞物語4 ボクもスキーに連れてって」の遠藤政史がそれぞれ担当。
1990年製作/90分/日本
配給:バンダイ
劇場公開日:1990年3月24日
ストーリー
理絵は山の手女学院に通うお嬢様。五歳のときにロンドンに留学し、10年ぶりに本牧に戻ってきたのだった。ある日ひょんなことから理絵に出会い一目惚れしてしまった呉服屋の息子浩は、彼女が幼な馴染みの女の子であった事を知り、運命的なものを感じる。しかし、そんな彼女を跡取りに、と考えているヤクザの父親栗岡は、強い男を娘の婿にとお見合いの話を進めようとするが、理絵には10年前から密かに想いを寄せている初恋の相手が忘れられないのだった。一方、浩は遠い国へ旅立つことを夢見て、仲間の二人とともに資金かせぎに精を出しているが、理絵や憧れている年上の女性葉子との別れに未練を抱き、心は揺れ動く。SM夫人のウンコを食べたり、オカマに犯されたり、と散々な目に会いながらも必死でお金を稼いでいる仲間の二人はそんな浩にカンカンだった。ある日、浩たち三人組は不良グループ同志の抗争に巻き込まれてしまう。そして、その仲裁に入ったのが、なんと理絵だった。ヤクザの娘の面目躍如とばかりに、バズーカ砲を打ち込む理絵。そこで彼女は父親の前で、自分の初恋の相手が、その不良グループのリーダー飯野であることを告白する。何日かたち、遂に旅立つ決心をした浩は、理絵に別れをつげ、船に乗って遠い国へ旅立っていったのだった。