博士の愛した数式

劇場公開日:2006年1月21日

解説・あらすじ

「阿弥陀堂だより」「雨あがる」の小泉堯史監督、寺尾聰主演で小川洋子の同名小説を映画化。家政婦として働くシングル・マザーの杏子が、今度お世話をすることになったのは、ケンブリッジ大学で数学を学んでいたが、交通事故の後遺症で記憶が80分しかもたなくなってしまった老博士。杏子とその息子は博士の人柄と、彼の語る数式の美しさに魅了され、3人は次第にうち解けていくが、やがて博士の痛ましい過去が明らかになっていく。

2005年製作/117分/日本
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2006年1月21日

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(C)「博士の愛した数式」製作委員会

映画レビュー

4.5原作も映画もどちらもいい、というのは珍しい?

2025年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

幸せ

癒される

 原作を読んでの感動からしばらくの時を経て、本作を鑑賞しました。本当は映画は見ない方がよいのでは、とも思ったのですが、結果はまったくの杞憂でした。
 本作の筋立てが、教師になった√くんの最初の授業が骨格となっていて、そこからして原作とは違う味わいがありググッと引き込まれました。また、博士の義姉の切ない心情や少年√くんの博士への敬慕の念が深く描かれるなど、原作とは違った視点から登場人物の心情描写に迫っていました。
 しかし、何と言っても博士役の寺尾さん、家政婦役の深津さんの演技が素晴らしく、原作の人物像を一層リアルに感じさせてくれました。原作も映画もどちらもよかったよと素直に言えるのは、久しぶりのことのような気がします。

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saitall

3.5働く母の寄り添いに癒される

2025年4月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

深津絵里さんにピッタリの役でした

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共感した! 2件)
jiemom

5.0とても魅力的な博士と優しい人達

2025年1月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

最初に数学の授業が、と言うよりも先生の話に惹き込まれてしまう。

さっぱりとした気持ち良いお母さんが、
家政婦として働く先は、
とても魅力的な博士が暮らしている。

数学を愛し、子供に優しく、野球が好きな博士。

鑑賞した後には、優しくあたたかい気持ちなる映画でした。

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naomi