ハイハイ3人娘

劇場公開日:

解説

川上宗薫原作『先生・先輩・後輩』を「河のほとりで」の井手俊郎が脚色、「夢で逢いましょ」の佐伯孝三が監督した喜劇ドラマ。撮影は梁井潤。

1963年製作/83分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1963年1月29日

ストーリー

間宮今日子、天野千恵子、江藤悠子の三人は高校の二年生だが、お茶目で明朗なハイティーン娘だ。間宮医院の院長甲太郎は、オキャンな今日子、長女の早苗、高校一年の雅義と年頃の姉弟達に悩まされ通しだ。反対に千恵子は楽器店を経営する清一郎、静代夫婦の甘い新婚生活にあてられ通し、教頭が父親の悠子は、目下二人の話の聞き役だ。ある日のこと、今日子のところに「貴女が死ぬほど好きです」という怪電話がかかったから大変である。三人娘はこの犯人を追求することになったり同級の男の子内村満春、折口敬治、浦太一の三人がリストにあげられた。だが、この三人が今日子の家に集まった時、またもや怪電話。三人娘は、作戦を変えて、大塚先生と飯田先生を追うことになった。しかし、大塚先生と早苗は恋人同士。ついには弟の雅義まで引っぱり出される仕末だ。やがて学園祭が近づいて来た。内村はこれを機に東京へ転校することになっていた。学園祭が終って、内村の送別会が開かれた。飯田先生、折口、浦、今日子、千恵子、悠子、雅義などが集って賑やかに喫茶店で開かれた。その時、飯田先生は電話器の側にあるメモ帳から今日子の家の電話番号が記してあるメモ帳を発見した。慌てたウエイトレスのマリ子をかばって立ったのは折口だった。しかし、以外にも犯人は手紙だけを残してそっと姿を消した内村だった。今日子が好きだった彼は、折口に意志伝達の電話を依頼していたのだった。嫌疑もはれた飯田先生は、山野辺先生と近く結婚することになった。今日子、千恵子、悠子の三人娘は、今日も教室で相変わらずお茶目振りを発揮し陽気に歌いまくるのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5感動する事はないが、割と楽しい映画 → 軽く笑えて、面白かった

2020年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1=今日子(中尾ミエ)に「好きです」と掛けて来る電話があり、
   今日子は、その事を同級生の千恵子・悠子に話し、
   3人で、相手が誰なのか調べる事が主な内容

2=出演者が多くて、顔と名前と人間関係を覚えるのが、少し大変

3=この映画では、途中で独唱や合唱が10曲以上出て来る
   昔の映画は、こういう事があり、現在と違うのも楽しい

4=中尾ミエも、若くて可愛くて良かった
   今とは、役柄が全然違う
   57年の差が目で観れて良い
   逆に言えば、映像等が無かった明治初期以前の人は
     話を聞いても、自分で想像するだけだもんなあ

5=軽く笑えて、楽しい映画でした
   重い話は、全然なくて良かったです

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KEO
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