日本海大海戦 海ゆかば

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解説

連合艦隊旗艦「三笠」の乗員であった海軍軍楽隊の若者たちの激しく燃えあがる愛と生と死を描く。脚本は「大日本帝国」の笠原和夫、監督も同作の舛田利雄、撮影も同作の飯村雅彦がそれぞれ担当。

1983年製作/131分/日本
配給:東映

ストーリー

明治三十八年。日露戦争は勃発以来二年目を迎え、大国ロシアと近代国家を目指す日本との大海戦が、いまその火蓋を切ろうとしていた。この決戦を迎えるに当って、東郷平八郎はじめ司令部が頭を悩ましたのはウラジオストックに入港するバルチック艦隊が、どの航路をとるかであった。一つに対馬水道を通って日本海を最短で入港するコース、いま一つは大平洋側を通って津軽海峡または宗谷海峡を横断するコースである。連合艦隊を三分したのでは勝ち目はなく、今、決断が迫られていた。その頃、連合艦隊旗艦三笠の軍楽隊に、神田源太郎が配属されてきた。軍楽隊は軍艦の入出港、閲兵式等に演奏を主にする楽隊であり、直接戦闘員でないことから軍隊での立場は低いものである。その源太郎のもとに恋人せつが面会にやって来た。せつは娼婦であった。しかし、天皇陛下の赤子として死を覚悟した源太郎は、せつを無情に突き放すと、急いで隊に戻ってしまった。三笠は呉を出て途中佐世保港に立ち寄り、最後の陸地補給を急いだ。そこに再びせつが現われ、手の中に古物のトランペットを握っているのを見て、源太郎は強い衝動を感じ「きっと帰ってくる」と約束するのだった。洋上に出てからの訓練は、一層の激しさを増し、軍楽隊員は楽器を仕舞い、一水兵として訓練に汗を流す。三笠の連合艦隊司令部では、東郷長官、秋山真之中佐等が、いまだにバルチック艦隊の進路を決めかねていた。激しい訓練の中で、疲労が深まるにつれて源太郎の内奥に秘めた音楽への情熱が燃えたぎり、東郷長官の甲板巡視の際、長官への演奏許可の直訴を行った。その場は立ち去った東郷長官は、やがて演奏の許可を与える。軍楽隊員は目を輝かせ、ドヴォルザークの「新世界」を演奏した。乗組員それぞれの胸に去来するものは、故郷の山河であり、国に残した妻や子の面影であった。東郷はこの海戦が、世界に勝利を喧伝し、外交戦をも有利に進める重要な戦いであると認識していた。将は将を知る。東郷はバルチック艦隊も正面攻撃でくると確信した。東郷は決断し、激戦の末日本軍は勝利をおさめた。

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映画レビュー

3.0う~ん、俳優がベテランじゃない・・・

kossyさん
2021年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 呉から出航する三笠の情報を聞きつけて東京からわざわざ会いに来たせつ。これが最後とばかり、愛を交わす2人であったが、呉から佐世保へと寄港すると、また逢いにきていた。しかも金を作るためには身体を売らねばならない娼婦。

 ただ、もっと好戦的な内容かと思っていたが、せつの言葉からは反軍国主義が伝わってくるのだ。三原の演技に比べて、沖田の演技はまずすぎるのだが・・・

 冗長すぎる個々のエピソードはあるものの、金貸しに精を出す佐藤浩市とか、石炭をくべるガッツ石松なんてのは、性格もかなり面白。

 バルチック艦隊との決戦が始まる直前における細かな描写。特に艦内を掃除したり、水兵達が身を清めたりするところは興味深いところだ。さらに創作ではあろうけども、決戦前夜に軍楽隊が望んで演奏会を催すシーンが美しい。死んでしまうかもしれない身を案じ、個々の水兵が故郷の映像とともにドボルザークの「新世界第二章家路」に聞き惚れるところだ。時代を考えるとありえないのだが。

 日露戦争という勝ち戦であっても犠牲者はつきもの。血肉が飛び交うスペクタクル映像からは悲壮感漂っている。もしかして三笠は沈没したのでは?とも思ってしまう。どんな戦争でも不幸になる人間はいっぱいいるということだ。これを勝ち戦として歓喜とともに描いていたら最悪の作品となったであろう。

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kossy

戦争映画の汚点

馬券師さん
2020年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

冒頭まるで明治天皇が戦争を仕掛けたように描いているが、
これは朕の戦争ではないと宣戦の詔勅でハッキリ言ってるではないか。
明治天皇は戦争に反対だったのである。
この精神は昭和天皇にも受け継がれ大東亜戦争に反対している。
ではなぜ戦争が始まったのか。
立憲君主に政治の実権はない。政府の決めた事には逆らえないからである。
沖田浩之と三原じゅん子のど~~~でもいい話がグダグダ続いた後、
いざ決戦と思いきや連合艦隊がボコボコにやられる。
何ですかこれ?
海戦史上稀に見る大勝利でバルチック艦隊の艦艇のほぼ全てを損失させた戦いですよ。
大艦隊同士の艦隊決戦としては史上稀に見る一方的勝利を収めた戦いですよ。
いい加減にしてもらいたいですよね。

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馬券師

3.5本作は東宝版の補完作品として観るのが良いと思います

あき240さん
2020年10月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

東映の戦史映画三部作の第三作

第一作「二百三高地」 1980年8月
第二作「大日本帝国」 1982年8月
第三作「日本海大海戦 海ゆかば」 1983年6月

名作の「二百三高地」と同じシリーズなので、同様に高いレベルで日本海海戦を余すことなく描いてくれるのだろうと期待すると相当ガッカリします
それを求めるなら東宝の1969年8月公開の「日本海海大戦」を観て下さい
というか「二百三高地」自体、東宝が「日本海大海戦」のレベルの作品を結局製作しなかったので東映が作ったようなものでした

東宝の「日本海大海戦」で決定版と言える作品を出したのですから、再度同じ企画で製作してもそれを上回る作品は無理というものです

なので変化球の内容で作られています
東宝版と同じタイトルですが、東映版に「海ゆかば」というサブタイトルがつけられています

海ゆかばは、旧日本海軍の葬送の軍歌です
つまり東宝版では不足している、戦争の悲惨さ、そして女性が共感できる物語で再構成する
その製作方針が「海ゆかば」に込められています
「海ゆかば」の曲自体はエンドロールで流れます

なので日本海海戦がどのような海戦であったのか?
それを俯瞰した映画を観たいなら、本作ではなく東宝版をご覧になるべきです

本作は海軍軍学隊の主人公の目を通して、観客が日本海海戦に参加するというものです
それによって、私達は如何に世界史に残る完勝の大海戦であっても、実際には戦争というものほ地獄絵の世界であり、人間性の欠片もないものなのだとのメッセージを伝えることが狙いです

前半のメロドラマは、ヒロインの三原順子の演技がもう一つで全く不発です
沖田浩之は女を泣かせる男としての実在感はあるのですごが、こんどは戦争の悲惨さを伝えるに相応しい雰囲気がなく後半の海戦での修羅場も不発です
佐藤浩市の砲員長とのエピソードも今ひとつ胸をうちません

とはいえ、決戦前に戦闘を恐れて自殺した水兵が町の人々から非国民などと罵られるなか、軍学隊が葬送の演奏をするシーンは胸を打って涙した良いシーンでした

海戦自体の特撮は、中野昭慶特技監督が、東宝版では師匠の円谷英二の引退作品である東宝版に挑戦する形となるため、かなりの気合いを入れて頑張った映像です
本作の狙い通り、海の上の地獄を特撮で良く表現できていると思います
戦闘中は爆煙で暗く曇った映像なのは納得できますし、波浪が激しいのも良いと思います
ただ「天気晴朗なれど浪高し」の表現は見かけないものでした

東郷司令長官は東宝版も本作も、三船敏郎が演じています
本作撮影時、三船敏郎は63歳
東宝版の出演時は49歳
実際の東郷司令長官は海戦時57歳です
教科書にも載っている有名な旗艦三笠の艦上で指揮を執っている絵画のイメージにどちらがより、ちかいのかというと、それは本作です
その彼が東宝版より明瞭に右手を左に向けます
そこだけは東宝版に勝っています

また、その東郷司令長官がバルチック艦隊が確実に対馬海峡を通ると断言する根拠をこう述べます
バルチック艦隊のロジェストベンスキー提督は、米国の仲介による講和交渉が近いことから、日本艦隊との決戦を行って少しでも有利な状況で講和会議を迎えたいはずだと
この視点は、あまり他の映画やドラマなどでも紹介されないものですが、とても納得できるもので
これも東宝版に勝っていました

このようにところどころ良い部分もあるのですが、あくまで東宝版があってのことです

本作は東宝版の補完作品として観るのが良いと思います

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あき240

2.0軍楽隊ねぇ

2019年11月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

沖田浩之がメインだが、これがなんとも不安定というか…特段面白いと言える点はなかった。一度観たらもう十分。

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さすまー
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