なぞの転校生

劇場公開日:

解説

平凡な女子高生が別次元から来た転校生によって核戦争後の世界を行き来するようになるSFファンタジー。監督は「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」の小中和哉。眉村卓の原作を「PERFECT BLUE」の村井さだゆきが脚色。撮影は志賀葉一。主演は「友子の場合」の新山千春。

1998年製作/95分/日本
配給:メディアボックス
劇場公開日:1998年12月26日

ストーリー

クラスの友達と適当に話を合わせて、毎日を過ごしている女子高生・翠の前に奇妙な転校生・真祐未が現れた。翠の個人的な趣味である押し花をきっかけにして、翠は真祐未と親友になる。ある日、真祐未は、自分のいた世界は核戦争によって崩壊し、自分とその家族は次元ジャンプによって逃げてきたのだと翠に語り聞かせた。そのとき翠も次元ジャンプできる力を身につけてしまう。以来、翠は頻繁に世界崩壊後の未来世界に行き来し、そこで真祐未たちレジスタンスと共に、「敵」と戦うことになる。だが、翠の幼なじみの岩田は彼女のことを心配し、真祐未とのつきあいをほどほどにするよう何度も忠告をする。核燃料を搭載した人工衛星の事故がニュースで報じれらている頃、別次元ではいよいよ「敵」が激しい攻撃を仕掛けてきた。翠は岩田の引き止めにも応じず、次元ジャンプして姿を消して行った…。

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映画レビュー

2.0妻夫木聡も若かった

2021年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 首の長い佐藤康恵。図書館ではトールキンの『指輪物語』を読んでいる不思議少女。スモークがかった映像と酔いそうになるほどぐるぐる回るカメラ。パラレル・ワールドに転移する様子はさっぱりわからないが、次元放浪者となってさまよってるらしい。精神病院、戦場と次元ジャンプし続けなければならない。全ては妄想を見せられてるという事実とは相反していると思うのだが、うまく説明できない・・・

 NHKのテレビドラマではかなりドキドキしながら見ていたが、これだけ小奇麗に描いた映画だと、おどろおどろしさが全くない。それにオウムの影響を受けたコントロール線とヘッドギア、核戦争による世界の終末など、世紀末思想が如実に現れている。それなりに面白いのだが、最悪だった妻夫木の演技・・・これで1点減ってしまった。今はいい俳優なのにね。

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kossy

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