独身アパート どくだみ荘
劇場公開日:1988年12月24日
解説
独身アパートに住む貧乏青年の恋にまつわる珍騒動を描く。福谷たかしの同名漫画の映画化で、脚本・監督は新人の阿部誠華、共同脚本は滝洸一郎、撮影は佐藤祐史がそれぞれ担当。主題歌は、三好鉄生(「泣かないで泣かないで」)。
1988年製作/97分/日本
配給:松竹富士
劇場公開日:1988年12月24日
ストーリー
東京・阿佐ヶ谷の独身アパート・どくだみ荘に住む堀ヨシオは26歳。定職がなく、金もなく、女もいない。ある日大家から娘・かな子に付きまとう男を追っ払ってほしいと頼まれるが、相手はヤクザでヨシオは逆にビルの窓からつき落されてしまった。その時助けてくれたのが美少女ルミだった。彼女は看護婦だったが、担当していた少年が死に自信をなくしていた。ヨシオはルミに一目惚れし、なんとか慰めようとする。どくだみ荘の住人もボクサーの金子や漫画家の六田ら皆自信など持っていなかった。ヨシオは田舎の妹、みゆきの結婚式にルミを連れて行ったが、彼女はそっと姿を消してしまう。途方に暮れるヨシオだが、ルミは難民救済のボランティアとしてアフリカへ行くことを決めていた。ヨシオもまた、ルミを追ってアフリカへ旅立つのだった。