月とキャベツのレビュー・感想・評価
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人里離れて
山崎まさよしの存在がよい。
正直ファンなので色眼鏡も甚だしいが、
そういうものを差し引いても、変にカッコつけたりもせず等身大でどしっとした存在感がある。
全体的に静かに時間が流れていくし、気疲れしてる人はちょっと日常の合間に流してみてもよいと思う。
広大な自然とか、木製の廃校舎。そんな場所で、普通の男の子なのにどこか危うげな山崎まさよしと、フワリフワリとつかみ所のない少女が、落ち合う生と死の狭間。
そういったモノを並べると惹かれる人も多いと思う。
気になるのは女の子の性格。
女目線のせいか、図々しく思える。顔が可愛いけりゃ図うずうしくてありか?(僻み)あぁ、ありなんだろうな。
一様、しおらしくしてみたり、あなたのことわかってるよアピールしてくるが、個人的に今一響かない。え、そんなことで居候OKしていいの?『あなたのファンなの、好き』って、一番あかんやん。絆されちゃあかん。ええんか、可愛いから。
女だからか女に同調できない。
隣で見てた父とかは気にした様子もないので、たぶん、受け入れられる人は受け入れられると思う。
名曲one more time ,one more chance.が聞けるよ。
私が女の気持ちに一切同調しなかったためか、PVのように浮いて見えてしまった。うーむ。
でも、映画の穏やかな雰囲気と若い山崎まさよしを見たい方は是非。
あ、あと、儚いプラトニックかと思いきや、キスシーンだけはなんかエロいので心して。
楽曲『One more time…』の長い長いMV
眼に映る風景ひとつひとつが、絵のようにとても綺麗。
また、若き山崎まさよしのハニカミを含んだ笑顔が魅力的です。
ストーリーは特にヒネリもなく、よく言えばとても素直にシンプルに話が進んでいきます。
この感じ、映画というよりも、80年代〜90年代に全盛だったMV・PVに近いのではないかとの印象を持ちました。
映画の挿入歌の位置付けになっていますが、むしろ映画自体が『One more time One more chance』の長篇のMVぽい。
歌詞の「ふいに消えた鼓動」って、こういうことらしいです。
タイトルに惹かれ見てみたけれど
途中まで本当に
なんだかよく分からなくて。
みんな感覚に流されているだけのようで
夢の中のお話かという印象でした。
痒い!と思ってしまうシーンもあり
昔の映画を味わうには
まだ私は若いかと残念に思っていたら
ヒバナの正体が判明してから少し面白くなりました。
それでもやっぱり
登場人物の行動には
大人の男性がそれでいいの?
消えるのに跡を残すようなことをするの?と
違和感だらけでしたが…
ところで
タイトルになっている月もキャベツも
この内容の中でどのような役割を果たしているのでしょうか。
キャベツが全部飛んでったら怖いという台詞はなんだか好きでした。
そして歌はさすがさすが、素敵でした。
他サイトで高評価されている方をたくさん見たので、1件目のレビューにこんなことを書いてしまうのはな…と迷いましたが結局正直に書いてしまいました。
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