鋼鉄の巨人 怪星人の魔城
劇場公開日:1957年10月1日
解説
八月初旬に公開した「鋼鉄の巨人」一部・二部につづく第三部。空想科学活劇映画。今回から原案の根岸伸介の名が消え宮川一郎がオリジナル・シナリオを執筆することになり、監督、撮影は前作につづき石井輝男、森田守がそれぞれ担当する。主演は、「荒海の王者」の宇津井健が一・二部同様スーパー・ジャイアンツに扮するほか、勝間典子、岩下亮、高松政雄、杉山弘太郎と前作同様。
1957年製作/47分/日本
原題または英題:Super Giant Devils From The Planet
劇場公開日:1957年10月1日
ストーリー
推定時速一六〇〇キロで飛行する怪円盤が各地に出没し始めた。そのうえ東京周辺に原因不明の奇病が流行しだした。研究の末、円盤の実体をつかんだ浅山博士は世間の混乱を恐れ、それを発表しなかった。或る夜、博士の研究室に異様な怪物が現れ、博士を室外に誘導した。不思議な魔力を持つ怪物は、月の裏側の小惑星カピアから円盤に乗って地球征服にやってきた怪星人だった。その時、スーパー・ジャイアンツが飛翔してきた。怪星人は博士に一撃をくれ、ジャイアンツに火炎を吹きかけたまま逃げ去った。また、奇現象が東京に起った。それは人間の神経を極度に刺激する怪音で、その音を耳にすると耐え難い不快感に襲われるのだ。怪音「ギーの音」対策委員会の席上、ジャイアンツはこれらの奇現象が地球侵略を目指す怪星人のゲリラ戦術であることを説明した。彼は世界平和のために、力を合わせてこの侵略者を粉砕しようと叫ぶや、円盤を求めて飛翔し去った。奇病の病原菌を研究していた深見博士がN劇場で助手と共に失踪した。N劇場で公演中のギリシャから来たという舞踊団ディスゲネスはどうやら怪星人らしいのだ。彼等が病原菌をまきちらしているのではないかと、博士らは調査に行ったのだった。奇病は蔓延し、学童疎開の処置がとられた。浅山博士の子亮、次郎の兄弟と、深見博士の娘典子が疎開列車へ乗りこむと、スーパー・ジャイアンツが現れ、不思議な玉を手渡した。危難にあったら玉をどこにでもぶつければ、ジャイアンツが助けに飛んでくるという。疎開先のある日、昆虫採集に出かけた三人は、暴風雨にあい道に迷った。妖しい太鼓が響いてきた。気がついた時、三人は怪星人の一団に取囲まれていた。
スタッフ・キャスト
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スーパー・ジャイアンツ宇津井健
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浅山博士高松政雄
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浅山美子山口美奈子
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浅山亮岩下亮
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浅山次郎阿部誠
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助手館野館正三郎
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深見博士中村彰
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深見雄一浅見比呂志
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深見典子勝間典子
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助手下村杉山弘太郎
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家政婦の婆や五月藤江
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パイロットA志摩竜二
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パイロットB小浜幸夫
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パイロットC佐山幸夫
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指令塔員真木裕
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指令塔員菊川大二郎
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円盤対策委員会学者A鈴木信二
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円盤対策委員会学者B千葉徹
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円盤対策委員会学者C東堂泰彦
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円盤対策委員会国会議員A小森敏
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総理大臣山口多賀志
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ギーの音対策委員会議員A川部修詩
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ギーの音対策委員会議員B山田長正
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ギーの音対策委員会議員C倉橋宏明
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ギーの音対策委員会議員D浪野幹雄
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ギーの音対策委員会議員E原聖二
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運転手築地博
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街頭録音の主婦浅野雪子
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怪星人の妖婆小野彰子
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怪星人明日香実
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怪星人の魔術師大谷友彦