昭和残侠伝 吼えろ唐獅子

劇場公開日:

解説

「昭和残侠伝」シリーズ八作目。脚本は「新網走番外地 嵐呼ぶ知床岬」の村尾昭。監督は「現代やくざ 盃返します」の佐伯清。撮影も「新網走番外地 嵐呼ぶ知床岬」の星島一郎がそれぞれ担当。

1971年製作/96分/日本
配給:東映
劇場公開日:1971年10月27日

ストーリー

長い獄中生活を終えた秀次郎は、前橋の黒田一家にワラジをぬいだことから、風間文三という若衆を追って長野へと旅立った。文三は、対立する一家の親分を殺し、旅にだされたが黒田の女房おみのまでが、文三の後を追って逃げたことから黒田の怒りをかったのだ。小諸で文三を捜しだしたものの、おみのは一足先に、金沢に住む文三の兄重吉のもとへ旅立った後だった。金沢の町は、地元三州政治一家と稲葉一家が、工事の入札をめぐって不穏な空気に包まれていた。秀次郎は稲葉一家にワラジをぬぎ、又、文三はおみのが旅の途中、病気にかかり政治一家の厄介になっていることを知る。早速、政治一家におみのをひき取りにいった秀次郎は、昔の恋人加代が政治の女房になっていることを知ると愕然とする。入札も間近に迫ったある日、稲葉は、工事の権利を握るため役人を買収し、政治をうった。一方、金沢にやってきた黒田も、稲葉と盃をかわし、政治一家を潰そうと計画した。政治が警察に連行されたことを知った文三は、これ以上、一家に迷惑をかけまいと、おみのを連れ出すが、黒田組に見つかり捕えられて、それがもとでおみのは危篤状態に落ち入ってしまう。そんなおみのに憐れみを感じる秀次郎は、文三とおみのを一緒にしてやるように頼み込む。黒田はこのことに恩義を押しつけ、釈放された政治を殺すように命じる。秀次郎は、これが黒田の罠とも知らず、文三とおみののことを条件に政治を斬った。が、それから数時間後、文三とおみのが黒田のために殺されたことを知らされる。しばらく後、ドス持った秀次郎と風間重吉は稲葉一家に向った。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

3.5因果な稼業でござんすね

2023年7月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2023年7月23日
映画 #昭和残侠伝 #吼えろ唐獅子 (1971年)鑑賞

いつもの #高倉健=#花田秀次郎、#池部良=#風間重吉 に加え、今作では #鶴田浩二 も出てきてヒーロー多すぎ状態になってます

この頃は、悪役は無名の人が良かったのかな?
今だったら悪役でもそれなりに有名な人が悪役だよね

コメントする (0件)
共感した! 0件)
とし

4.0松原智恵子が最高に綺麗。 最後の決戦でザコがバク転で攻撃を避けます。

Nさん
2022年6月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

松原智恵子が最高に綺麗。

最後の決戦でザコがバク転で攻撃を避けます。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
N

2.0義理と人情の板挟み

2022年1月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

世話になった親分の裏切りにも関わらず、義理の柵から抜け出せない健さん。
最後はいつもどおりの池部良に、鶴田浩二が加わっての斬り込みとなる。
松原智恵子が美しい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

4.0因果な渡世

2020年5月6日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
U-3153

「昭和残侠伝」シリーズ関連作品