昭和残侠伝

劇場公開日

  • AmazonVideoで今すぐ見る
25%
62%
13%
0%
0%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

「暗黒街仁義」の村尾昭と「夢のハワイで盆踊り」の山本英明、それに松本功が共同でシナリオを執筆、「刑事 (デカ)」の佐伯清が監督した侠客もの。撮影は「暗黒街仁義」の星島一郎。

1965年製作/90分/日本
配給:東映

ストーリー

太平洋戦争終結直後の東京は、日本古来の任侠道も社会道徳もすたれ、浅草もその例外ではなかった。浅草露天商は新興やくざ岩佐の牛耳る新誠会の縄張りの中で、売上げ、場所代を組織に納め、闇物資や統制品の横流れにささやかな商品の糸口を求めていた。昔からの由緒ある神津組二代目源之助は、この有様をなげきながらも、跡目と願う寺島清次の未復員を含め、戦死の組員が多く、人材に事欠く状態であった。悪らつな新誠会のやり方に、警察は親分衆を集め自粛をもとめたが、物資搬入ルートを握る新誠会に楯つく者はいなかった。唯一人、岩佐の手口をほのめかした源之助は、実子輝男の目前で射殺された。親の死、親分の死に憤怒する輝男や五郎、政の乾分達は新誠会に殴り込もうとはやったが一家の兄費分江藤は、確かな証拠がないかぎり、喧嘩を起すのは墓穴を掘るようなものだと戒めた。数日後、江藤の弟分で露天商からもしたわれる寺島清次が突然復員して来た。清次は源之助の死と、かつての恋人綾が縁続きの塚本組の女親分におさまった姿を見て、愕然とした。だが江藤のすすめで源之助の遺言通り清次は三代目を継ぐ決意をした。兄貴分江藤の協力を得て、露天商の商品集めに奔走する清次を、新誠会は執拗に妨害した。腹にすえかねた政や、五郎は、単身新誠会に殴り込んだが五郎は、恋人の娼婦美代をかばい遂に新誠会の手で殴殺された。五郎の通夜の最中、風間は美代が実の妹であったことを知り、驚愕するのだった。その頃新誠会は搾取した金でマーケットを新築した。浅草の真の復興を願う親分衆は、団結して清次にマーケットを作らせるため金策し、見事完成した。清次はこれを機に商人は直接問屋取引をすべきだと考えたが、夢の殿堂マーケットは、或る日不審火に包まれた。新誠会の仕業にちがいない。清次は風間と短刀を握り、神津組のマーケットに陣取った新誠会に殴り込んだ。清次、風間対岩佐、羽賀の死闘。今日の浅草の繁栄の陰にこんな悲話があった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

4.0気概

U-3153さん
2020年3月17日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
U-3153

4.5日本映画史に燦然と輝く任侠オペラ

2014年12月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

東映任侠オペラの傑作シリーズ記念すべき第一弾。美しい日本語.「仁義」のしきたり.様式美などいろいろとあるが、なんといっても冒頭すぐに池部良が魅せる軒下での仁義を切るシーンであり、受ける菅原謙次も親分の伊井友三郎も小気味良い江戸の言葉。そしてヒロイン三田佳子の美しさ。愚連隊役の悪役商会も松方弘樹や梅宮辰夫も若くて生き生きとしている。

前述の軒下仁義のあまりにも強烈な名シーンがあるのでそれだけでも一見の価値はあるが、あらためて観返してみるとラストへ行くほど退屈になってくるような気もしないでもない。とはいえ、惹きつけるシーン・レトリック・プロットは何度観ても飽きることがなく、昔映画館で拍手喝采・掛け声『イヨっ待ってました!』などが普通に飛び交っていた、という現在では信じられないような逸話もうなづける一本だ。年末やお正月に観るにはいいかもしれない。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
泥エモンx

4.0高倉健の死を偲んで鑑賞

2014年11月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

興奮

任侠映画全盛期の作品ということもあり、とても勢いのある、快活な映画だった。
本作で特に興味深かったのは、池部良の“軒下の仁義”。薄っぺらい表現で恐縮だけど、超絶カッコイイ!このシーンが見れただけで十二分に価値があった。

それにしても、当時の任侠映画ってのは、構成がわかりやすいね。酷い目にあっても、耐えて、耐えて、耐え続けて。そしてどうしようもない一線を越えられてしまったときに、ダムが決壊するときのごとく、怒涛の勢いで畳み掛ける。このときのカタルシスたるや!「待ってました!」と思わず叫びたくなる。

そして、この映画において高倉健の人柄は明らかに異質。出来た人過ぎる。普通、ここまで我慢していたら、下の者が不満溜まって反抗するでしょ?でも、それを纏めることができるだけの人望を表現できていて説得力があるから凄い。やっぱり、高倉健は昭和の大スターだわ!

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
サケビオース

2.5日本人が失った心の記録

k.moriさん
2012年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

これまで、ヤクザ物はあまり肌に合わず、ほとんど見てこなかった。以前高倉健主演の任侠物を観た時、健さんはやっぱりスゴイと心から思ったものの、それ以降任侠物にはあまり手をつけることはなかった。

しかし、今の時代、この作品を観ると、日本人というものの、心のディープさを、本当に深いレベルで感じることができた。

現代の我々日本人が失いつつあるもの。本当に重要な、日本人としての核心のようなものを作品として残してくれている。そういう先人への感謝の気持ちが強く沸き起こった。

この作品が製作された時代、先の戦争から生き延びた、多くの日本人達が、こういった作品を通して、あの戦争で散った戦友達のこととシンクロさせて、大いに共感を集めたことが想像される。恐らく、深いところではそういう男たちの心の深層を代弁する形でこういった作品が作られたことであろうと思う。

よくよく考えてみると、昭和40年代くらいまでは、日本人の一般的なメンタリティーはこんな感じだったんだろうと思う。たかだか50年くらいで随分日本人の価値観も変わったものだ。

外国から軽んじられている昨近、こういったラジカルさとか、命知らずの男気というものは、日本人として、改めて考えるべき時にあるような気がする。

今後、健さんの任侠シリーズを観ていきたい。

男が観ていてクラクラするほどの男なんて、今の時代いないんじゃないか。高倉健がそういう俳優だと痛感した。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
k.mori
すべての映画レビューを見る(全4件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「昭和残侠伝」シリーズ関連作品