メカゴジラの逆襲のレビュー・感想・評価
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グロを追求した作品
悪の博士と侵略しに来た宇宙人が主役の話
怨念・裏切りがストーリーの主な部分で暗い
この地球を綺麗にする救世主といっておきながら、
かんじんの侵略作戦は真船博士に依存するムガールや、
娘である桂を溺愛しているように見えたが、インターポールが襲ってくると娘を平然と見捨てて逃げようとする真船博士。
なぜこの2人をストーリーの主役にしたのか…
特撮もグロを追求しており
メカゴジラⅡの第二の首が
脳みそ(ヘッドコントロール)に単眼の目がついている残酷なデザイン。
しかも、モノアイの目が赤で、脳みそには血管が浮き出ており、しかも鳴き声を発する。シン・ゴジラのゴジラよりもグロを追求しており、とても怖かった。
けっこうよかった
博士が学会や人類に強い恨みを抱いていて、人間ドラマがこってりとしていてよかった。娘が感電して死んでしまったのを宇宙人が機械人間として蘇らせるのだが、あのくらいならまずは普通に蘇生術を施してほしかった。あんなきれいな女の人がロボットというのが変にエロかった。メカゴジラよりチタノザウルスの方が出番が多い。ゴジラ映画らしくチグハグなところは否めない。
メカゴジラのリベンジ!そして人間側は悲劇のドラマ
シリーズ15作目。
前作で人気を博したメカゴジラが再登場。
しかも、タイトルからゴジラの名を退け、完全に主役の座。
新怪獣チタノザウルスと共に、ゴジラにリベンジ。
監督に本多猪四郎、音楽に伊福部昭が復帰、キャストにも平田昭彦や佐原健二が出演、怪獣から逃げる大群衆シーンや都市破壊があったりと、往年の作品を彷彿させる。
作品雰囲気はシリーズでも一、二を争うほど、重く暗い。
世間から見放された真船博士。実験中の娘・桂の事故死。桂は侵略宇宙人によってサイボーグとして生き返るもメカゴジラの道具として利用されただけ。侵略宇宙人につけ込まれ復讐を誓う真船博士の哀しみ。桂と一ノ瀬の悲恋など、悲劇のドラマだ。
その為か、観客動員数はシリーズワースト。
内容から当時の子供たちに受けなかったのが要因だろう。
かといって決して駄作ではなく、この当時のシリーズの中でも一番のシリアス作品として見応えは有り。
本多監督が最後に手掛けたゴジラ映画。
また、本作でシリーズは一旦終了、ゴジラは9年間眠りに入る。
そう思うと、ラスト、夕日の海に帰っていくゴジラの姿は非常に感慨深い。
9年後、シリーズは装いも新たに再開、ゴジラも再び恐ろしい存在として、人類の前に出現する。
(なお本作から、あの有名なドシラドシラ…の音楽が“ゴジラのテーマ”として使用された。ちょっとしたトリビア)
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